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ハイドロキシアパタイトを基材とした固体線量計の開発と評価

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北村 剛将; 岡 壽崇   ; 清藤 一*; 横塚 恵莉*; 長澤 尚胤*; 熊谷 友多   ; 渡邉 雅之   

Kitamura, Yoshimasa; Oka, Toshitaka; Seito, Hajime*; Yokozuka, Eri*; Nagasawa, Naotsugu*; Kumagai, Yuta; Watanabe, Masayuki

電子スピン共鳴(ESR)線量計測法は、炭酸ラジカルを測定し吸収線量を評価する手法である。我々は本手法を応用し、歯のエナメル質の主成分であるハイドロキシアパタイト(HAp)を基材とした新しい固体線量計を開発している。従来、照射場での被照射試料の簡易評価には、アラニン線量計やフリッケ線量計が用いられてきたが、いずれもmGyオーダーの低線量域の測定には適していない。そこで、我々はmGyを評価可能なESR線量計測法に着目し、HApに対してガンマ線を照射したところ、照射によって炭酸ラジカルが生成、炭酸ラジカル強度と吸収線量の関係は0-4kGyという広範囲で直線関係を示した。当該試料は従来のアラニン線量計と比べてより低線量から同程度の高線量までを評価可能であり、微小試料の正味の低線量照射の吸収線量を評価できる新しい固体線量計の候補材料となりうることがわかった。

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