検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

ラマンライダーによるプラスチックの遠隔計測技術の開発

None

染川 智弘*; 松田 晶平  ; 倉橋 慎理*; 余語 覚文*; 久世 宏明*

Somekawa, Toshihiro*; Matsuda, Shohei; Kurahashi, Shinri*; Yogo, Akifumi*; Kuze, Hiroaki*

プラスチック製品のゴミが河川などを通じて海へ流出した「海洋プラスチックごみ」による汚染が地球規模に深刻化している。被害状況や発生経路を評価するために効率的なモニタリング手法の確立が必要とされている。そこで、ライダー技術を利用した海洋プラスチックごみの遠隔計測技術の開発を開始した。水中にある海洋プラスチックごみへの適用を見据え、水の透過率が比較的高い波長532nmのナノ秒パルスレーザーを光源とした。マクストフカセグレン式望遠鏡で集めたラマン散乱光は、波長532nmのエッジ及びノッチフィルターでレイリー光を除去した後、EM-ICCDカメラ付き分光器を用いてそのスペクトルを計測した。6m先に設置した発泡ポリエチレンの遠隔計測においてポリエチレンのラマン信号が明瞭に観測できた。このことから、ラマンライダー技術の海洋プラスチックごみ観測への適用可能性が示唆された。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.