1997年鹿児島県北西部地震震源域における3次元比抵抗構造と本震破壊との関係
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松永 佳大*; 相澤 広記*; 浅森 浩一; 小川 大輝*; 宇津木 充*; 吉村 令慧*; 山崎 健一*; 内田 和也*; 松島 健*; 井上 智裕*; 米盛 航平*; 重松 弘道*
Matsunaga, Keita*; Aizawa, Koki*; Asamori, Koichi; Ogawa, Hiroki*; Utsugi, Mitsuru*; Yoshimura, Ryokei*; Yamazaki, Kenichi*; Uchida, Kazunari*; Matsushima, Takeshi*; Inoue, Tomohiro*; Yonemori, Kohei*; Shigematsu, Hiromichi*
1997年鹿児島県北西部地震では、3月26日と5月1日にM6.3、M6.2の地震が発生し、F字型の余震域を形成した。この地域では、既往研究によって比抵抗構造が既に推定されているが、地震の破壊と比抵抗構造の関係を詳細に議論するためにはMagnetotelluric (MT)観測点数が少なく、空間解像度が十分ではなかった。本研究では、観測データを加えることで、既往研究より高解像度の比抵抗構造を推定し、地震の破壊と比抵抗構造の関係を検討した。その結果、本震震源付近には、2つの低比抵抗帯とそれらに挟まれた高比抵抗帯が推定された。3月に発生した本震のすべり分布とこの比抵抗構造を比べると、本震は東側の低比抵抗帯の西縁で始まり、西側の低比抵抗帯の東縁で破壊が止まったことが明らかになった。また、この地域では第四紀の火山活動を引き起こした流体が深部から上昇し、それが深さ10km付近での鹿児島県北西部地震の破壊開始に寄与したと考えられる。
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- 登録番号 : BB20250878
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