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炭酸アパタイトを用いた新規線量計の開発; MeV級電子線に対する線量応答性の評価

Development of a novel dosimeter based carbonate apatite; Dose response to MeV-class electron beams

清藤 一*; 横塚 恵莉*; 山崎 翔太*; 岡 壽崇   ; 熊谷 友多   ; 長澤 尚胤*

Seito, Hajime*; Yokozuka, Eri*; Yamasaki, Shota*; Oka, Toshitaka; Kumagai, Yuta; Nagasawa, Naotsugu*

放射線によって材料中に誘起される炭酸ラジカルを指標とした新規線量計の開発を行っている。本研究では歯科用骨補填材として利用されている市販炭酸アパタイトに対して電子線を照射し、ラジカル生成の線量応答特性やラジカルの安定性を調べ、それらの特性を同程度の線量を照射したコバルト60ガンマ線の結果との比較を行った。市販炭酸アパタイト試料中に生成したラジカルの強度は、線量に応じて線形的に増加することがわかった。ラジカルの安定性は、照射後5日間でラジカル強度が20%減少したあとに安定になった。ガンマ線の場合は安定するまでに15日間かかっていたことから、線量率の違いによってラジカルの安定度が違うことが推察された。市販炭酸アパタイト試料は、これまでのハイドロキシアパタイト試料などと同様に線量計候補材料として利用可能であることがわかったので、今後は線量計素子としての利用方法・成型方法を検討する。

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