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建築構造物に作用する爆発荷重の発生確率

Occurrence probabilities of explosion loads acting on building structures

西田 明美  

Nishida, Akemi

爆発災害においては、爆風圧によって建築物に損傷・破壊が生じるとともに、破壊に伴い発生した飛散物が2次飛来物となって構造体や人命に被害をもたらすこともある。こうした爆発事象によって建物に作用する爆発荷重については、2015年に出版された「建築物荷重指針・同解説」(以下「荷重指針」と略記)に衝突・爆発等の衝撃荷重として示されている。ユーロコードやISOなどの国際基準ではすでに信頼性設計が前提となっていることから、これまで確定論的表現で記述されていた衝撃荷重についても発生確率を明記した荷重表現が要求されている。現在、日本建築学会では、「荷重指針」の次回改定に向けて、衝撃荷重の各事象の発生確率に関する検討を進めている。本稿では、爆発荷重の発生確率の評価方法について改めて整理するとともに、特に外部爆発による影響評価の考え方について述べる。

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