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高速炉燃料被覆管・ラッパ管の基準整備の現状

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丹野 敬嗣  ; 宮澤 健   ; 大塚 智史   ; 矢野 康英  ; 上羽 智之 ; 皆藤 威二 

Tanno, Takashi; Miyazawa, Takeshi; Otsuka, Satoshi; Yano, Yasuhide; Uwaba, Tomoyuki; Kaito, Takeji

高速炉炉心材料(燃料被覆管・ラッパ管)の強度基準整備の現状について概要をまとめた。高速炉炉心材料は、高温照射環境で使用されること、構造材料と比較して薄肉の部材であることから、照射及びNa腐食による環境効果の定式化が重要である。PNC316等の炉心材料の材料強度基準整備は従来、使用条件を網羅する十分なデータを取得して、経験的手法により実施してきた。基準整備を加速するため、限られた照射スペースを有効活用してより多くのデータ取得を可能にするミニチュア試験技術の導入を進めている。また、基準整備を加速する新たな方法として、強度変化と照射条件やそれによる組織変化を結びつける機構論モデルの整備が有効と考えられる。特に、9Cr-ODS鋼の高温強度及び変形挙動は酸化物分散粒子による強化機構が支配的であり、使用中の変化も小さいことから、機構論モデルの構築により整備する基準の信頼性向上が期待できる。

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