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スピンメモリー効果に基づくアイソマー分岐比導出手法に関する研究,1

Study for derivation of the isomeric branching ratio based on the spin memory effect, 1

遠藤 駿典   ; 木村 敦   ; 岩本 修  ; 岩本 信之  ; 鵜沢 浩太朗; 奥平 琢也*; 河村 しほり*

Endo, Shunsuke; Kimura, Atsushi; Iwamoto, Osamu; Iwamoto, Nobuyuki; Uzawa, Kotaro; Okudaira, Takuya*; Kawamura, Shiori*

中性子入射反応で生じる原子核のアイソマー状態と基底状態の生成分岐比であるアイソマー分岐比の導出を目指し、原子力システム研究開発事業「スピンメモリー効果に基づくアイソマー分岐比導出手法に関する研究」を原子力機構と名古屋大学の連携のもと進めている。中性子入射反応におけるアイソマー分岐比は、例えばAm-241の場合、原子炉内での崩壊熱の主要な要因であるCm-242の生成量の見積もりにおいて必須であるなど、原子力分野における重要な核データの一つである。しかしながら共鳴領域では十分な測定がなされておらず、核データライブラリー間の差も大きくなっている。本研究ではスピンメモリー効果と呼ばれる、各共鳴から低エネルギー励起状態への遷移が、共鳴のスピンに依存するとされる効果を用いて、共鳴ごとのアイソマー分岐比を実験的に導出することを目指している。本発表ではプロジェクトの概要及び進捗状況について報告を行う。

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