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タンニックス吸着材の水熱反応における分解法の確立,2; 中性子線を用いた分解挙動の観測

Establishment of decomposition method for TANNIX adsorbent by hydrothermal reaction, 2; Observation of decomposition behavior using neutron beams

大森 康平; 岩本 敏広 ; 荒井 陽一  ; 船越 智雅; 渡部 創  ; 中村 雅弘  ; 渡邉 賢*; 阿部 淳*; 松本 吉弘*; 三田 一樹*

Omori, Kohei; Iwamoto, Toshihiro; Arai, Yoichi; Funakoshi, Tomomasa; Watanabe, So; Nakamura, Masahiro; Watanabe, Masaru*; Abe, Jun*; Matsumoto, Yoshihiro*; Mita, Kazuki*

基礎試験の結果、523Kで24時間加熱することで重量比約74%のタンニックスが分解可能であることを確認した。しかし、温度変化に対する分解挙動の情報は得られていない。そこで、分解挙動を反応容器中で視覚的に観察できる中性子イメージング装置(螺鈿)を利用することで分解挙動の解析を試みた。結果は、反応容器温度が473Kに到達する過程において、タンニックスが水中に拡散する様子が確認された。3$$sim$$5分の間に、反応容器下部に沈降するタンニックスから順に、溶解したと考えられる。タンニックスの分解物は、473K以降、反応容器内全体に均一に分散している様子が確認された。これらの結果から、タンニックスの水熱分解処理には473K以上が必要であることが明らかとなり、また、加水分解物の生成を介して、分解反応が進む挙動を明らかにした。

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