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原子力機構-東海タンデム加速器の現状

Present status of JAEA-Tokai tandem accelerator facility

沓掛 健一 ; 中村 暢彦; 株本 裕史 ; 乙川 義憲 ; 遊津 拓洋 ; 池亀 拓麻; 中川 創平 ; 加藤 佑太; 鈴木 萌恵

Kutsukake, Kenichi; Nakamura, Masahiko; Kabumoto, Hiroshi; Otokawa, Yoshinori; Asozu, Takuhiro; Ikekame, Takuma; Nakagawa, Sohei; Kato, Yuta; Suzuki, Moe

原子力機構-東海タンデム加速器施設は最高電圧が約18MVの大型静電加速器で、重イオンビームを用いた核物理、核化学、原子物理、材料照射研究などの各分野で利用されている。本発表では、2025年度における加速器の運転・整備状況及びビーム利用開発等について報告する。2025年度の運転状況は、例年よりも運転日数が大幅に減少となった。主な要因は、加速器の絶縁ガスとして使用している六フッ化硫黄ガス(SF$$_{6}$$)冷却用チラーが故障し、その更新に時間を要したためである。整備関係では、負イオン源SNICSII用セシウムライン電源が故障したためパワー半導体素子の交換を行い復旧した。その他には、GVMのオーバーホール、加速器タンク内発電機用回転シャフトのベアリングマウント交換、SF$$_{6}$$ガス用圧縮機の配管(Elbow-Discharge)の交換等を行った。イオンビーム利用開発では、高電圧端子内に設置されているECR(Electron Cyclotron Resonance)イオン源用$$^{3}$$He試料ガスのガス圧調整を行い、加速器タンク内用イオンポンプに影響を及ぼさない安定運転条件を実現した。また、人工衛星を始めとする宇宙機器に使用する半導体等への照射設備の検討・整備を行い一部の共同研究を開始した。

no abstracts in English

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