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A Model of risk perception; A Model of "Subjective Detriment"

リスク認知モデルの提案; 主観的デトリメントモデル

斎藤 聖子; 加藤 正平

Saito, Seiko; Kato, Shohei

本研究の目的は環境リスク源の認知プロセスを解明することである。本実験では従来のデトリメント指標との比較のために、影響パラメータとして致死がん、非致死がん、重篤な遺伝的影響を設定し、被験者には各パラメータの客観発生確率を所与として、主観確率評価、損失効用評価、総合損失評価を求めた。本実験ではリスク源として放射線、ダイオキシン、食品添加物を対象とし、所与とする客観確率は、放射線を1/100,1,20mSvを被ばくした際の影響の客観発生確率値とした。実験結果から、第一に、客観データを与えれば、一般人が持つリスクイメージはリスク評価に直接影響を及ぼさないといえた。第二に、一般人は重篤な遺伝的影響を他の影響より重要視するといえた。第三に、非常に微少な発生確率でも、頻繁にリスク発生すると認知しているという結果が得られた。

no abstracts in English

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