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放射光を用いるアクチノイド錯体化学とその分離系開発への応用

Coordination chemistry of actinides utilizing by SOR and it's application for development of separation system

矢板 毅

Yaita, Tsuyoshi

近年、日,米,欧の放射光施設においてアクチノイド元素が測定可能なビームラインの建設がなされつつある。これに伴って、溶液中における微量アクチノイドに関する世界初の構造データが報告されつつある。演者らもこれら施設を利用して、アクチノイドと多座配位有機リン及びアミド化合物との錯体の構造研究を行ってきた。これより三価ランタノイド、アクチノイド分離に有効な配位子は、多座配位で弱い相互作用を持つ配座の追加が重要であることを見いだし、この結果をもとに現存する抽出剤の中で最も優れた性能をもつジグリコールアミドを開発した。本講演では、以上の開発過程について紹介するとともに放射光を利用した分析法の解説とアクチノイドでもとりわけデータ数が不足している三価アクチノイド(Pu$$^{3+}$$~Cm$$^{3+}$$)の水溶液内構造に関する一連の研究成果について発表する。

no abstracts in English

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