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研究炉「JRR-2」の解体計画と現状

Decommissioning plan and current status of research reactor JRR-2

番場 正男

Bamba, Masao

JRR-2は、36年間にわたって運転され、平成8年12月に恒久停止した。その後、平成9年5月に解体届を提出し、同年8月より解体工事に着手した。解体は、4段階に分けて11年にわたり実施する計画であり、現在、第1,2段階を終了し、第3段階に着手したところである。原子炉本体は、第4段階で一括搬出工法で撤去し、原子炉建家は研究施設として有効利用する計画である。解体中の安全確保を図るため、さまざまな活動が実施されている。各工事ごとの詳細な工事方法、被ばく及び廃棄物量の評価が事前に実施されており、第1,2段階では、実際の被ばくを推定より大幅に低く抑えることができた。工事を安全になしとげるために、トリチウム除染の問題もまた重要なことで、第3,4段階の一次冷却系及び原子炉建家コンクリートに向け、さまざまな調査・試験を現在進めているところである。

no abstracts in English

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