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A Proposal to use mercury as a reflector material for decoupled moderator system

非結合型モデレータにおいて反射体材料として水銀の提案

勅使河原 誠   ; 原田 正英; 渡辺 昇; 甲斐 哲也   ; 坂田 英明*; 池田 裕二郎

Teshigawara, Makoto; Harada, Masahide; Watanabe, Noboru; Kai, Tetsuya; Sakata, Hideaki*; Ikeda, Yujiro

非結合型モデレータにおいて幅が狭くテールのひかないパルス形状は重要である。この目的のために、今回、新しく反射体材料として水銀を提案し、水銀の中性子特性をニュートロニクス計算によって評価した結果を報告する。パルスピークは、これまでに最大ピーク強度が得られている鉛体系のものと比較してもほぼ同等かそれ以上である。パルス形状は、パルス形状が優れているベリリウム体系と比較して、約数十eVに匹敵するパルス形状である。また、熱中性子吸収材であるライナー,デカップリングエネルギーの高いデカップラーやそれ自信が冷却材となるためパルス形状を劣化させる冷却水を必要としないこともニュートロニクス検討の結果得られた。これらの結果は非結合型モデレータにおいて水銀反射体の利用は中性子性能のみならず工学的にも非常に優れていることを示すものである。

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