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Sub-barrier fusion of deformed nuclei in $$^{60}$$Ni+$$^{154}$$Sm and $$^{32}$$S+$$^{182}$$W reactions

クーロン障壁近傍の変形原子核融合反応$$^{60}$$Ni+$$^{154}$$Smと$$^{32}$$S+$$^{182}$$Wの研究

光岡 真一; 池添 博; 西尾 勝久; Lu, J.

Mitsuoka, Shinichi; Ikezoe, Hiroshi; Nishio, Katsuhisa; Lu, J.

クーロン障壁近傍の重イオン原子核融合反応において入口チャンネルでの原子核の変形が融合確率に大きく影響すること実験的に明らかにした。タンデムブースター加速器からの$$^{60}$$Niビームを変形核$$^{154}$$Smに照射し、融合核を反跳生成核分離装置を用いて測定した。出口チャンネルでの蒸発過程の影響を除くため、同じ複合核$$^{214}$$Thを生成する$$^{82}$$S+$$^{182}$$W反応でも同じ測定を行い比較した。融合確率の入射エネルギー依存性を詳しく測定した結果、変形核の長軸側から反応した場合、融合確率が大きく減少してしまうが、短軸側から反応した場合には減少が見られなかった。一般に重イオン融合反応では、融合確率の減少が見られるが、今回のように短軸側からの反応ではそれがなかったことは、大きな確率で重元素合成が可能であることを示しており、今後の超重元素合成への有効な足がかりとなると期待できる。

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パーセンタイル:93.15

分野:Physics, Nuclear

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