検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

放射線分析方法、放射線分析装置、放射線検出器

冠城 雅晃

島添 健次*

高線量下においても放射線検出器で得られたエネルギースペクトルの解析によって試料の分析を高精度で行う。 この放射線分析方法においては、まず、試料のスペクトル(実測スペクトル)が放射線検出器によって測定される(試料測定工程:S1)。ここではシンチレータとして異なる大きさのものが複数種類、遮蔽体として異なる厚さのものが複数種類用いられ、各条件(設定条件)毎に実測スペクトルが得られる。次に、参照用線源に対して、前記同様の測定が行われる(参照用線源測定工程:S2)。次に、参照用線源測定工程(S2)で得られた参照スペクトルから、前記のように実測スペクトル中における背景核種(137CS)に起因する成分である背景核種起因成分を推定する(背景核種起因成分推定工程:S3)。次に、実測スペクトルと背景核種起因成分との差分となる補正後スペクトルが算出される(補正後スペクトル算出工程:S4)。

Access

From 2021.3.1

:

- Accesses