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濃縮ボロンを用いた中性子用シンチレータ

片桐 政樹

小島 孝広*; 筒井 紀彰*; 今井 幸治*

【課題】接着剤を用いず、ホウ酸(H3BO3)あるいは無水ホウ酸(B2O3)が適当な温度条件で溶融することを利用して接着し、粒子のエネルギーの損失無く蛍光体を蛍光させる中性子用シンチレータを提供する。 【解決手段】ホウ素10(10B)を96%含有したホウ素を原料としたホウ酸(H3BO3)に、ZNS:AGを重量%で30%混合し、650℃の温度で電気炉内で溶融し、24時間溶かして混合した状態を維持し、室温に温度を下げる。製作した中性子用シンチレータは熱中性子に対して42.6%の検出効率を持つ。

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From 2021.3.1

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