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文沢 元雄; 飯塚 弘之*
可視化情報学会誌, 17(SUPPL.1), p.285 - 288, 1997/07
大気より軽い可燃性気体を取り扱う施設では、可燃性気体の貯蔵施設及び製造施設の配管破損などにより蒸気雲が発生する可能性がある。可燃性気体の蒸気雲は着火すると、大気中で火災爆発(以後、燃焼と略する)を起こす可能性がある。この燃焼挙動評価ための可燃性気体である水素の蒸気雲燃焼挙動を解析するコードを開発する必要がある。大気中のような大空間を解析する場合、火災厚さに比べて空間格子を非常に大きくせざるをえないので、通常の燃焼コードでは空間格子内で火災面の内外で物性値の変化が激しく、燃焼現象を正確に解くことができない。そこで、本研究ではコード開発の第一段階として、火災厚さを疑似的に数個の空間格子間隙に拡大し、拡大された座標と元の座標との物理変化の相似性を保存する手法(変換法)を組み込んで解析検討を行った。その非定常燃焼現象の温度、圧力、モル分率、流速の空間分布を疑似カラー化により可視化した。
市川 まりこ*; 飯塚 友子*; 千葉 悦子*; 岡村 弘之*; 田部井 豊*; 森田 満樹*; 横山 勉*; 福冨 文武*; 坂上 千春*; 鵜飼 光子*; et al.
no journal, ,
日本では、食生活の変化に伴い、香辛料の消費量が増大してきているが、国内での生産は極めて少なく、大部分は熱帯,亜熱帯地方からの輸入に依存している。香辛料は熱に弱いので、加熱殺菌すると容易に色や香りや風味に影響を受けやすい。放射線照射はそのような品質劣化を回避できる優れた殺菌殺虫手段であり、EU全加盟国,米国,カナダ,豪州など、ほとんどすべての先進国で香辛料の放射線殺菌が許可され、照射されたスパイス・ハーブ類が国際的に流通している。しかし日本では、ジャガイモの芽止め以外の食品照射は法律で禁止されているため、放射線殺菌した香辛料の品質の良さを消費者が経験する機会はない。そこで、放射線処理したものと加熱処理したものに差があるのかないのか、自分の目で見て、においを嗅いで、実際にカレーを作って、体験してみようと思い立った。カレーの試食前の香りについては11名中10名が、試食中の風味については11名中9名が、照射品の方が加熱品より香りが強いと答えた。カレーの風味についての好みでは、11名中7名が照射品を用いた方が好きと答えた。試食後の感想には、「香辛料をミックスしてグツグツ煮込んだらわからなくなるのではないかと思っていたが、食べ比べると思っていたより差があり、照射品で作ったカレーの方がスパイシーな香りが強く感じられた」などがあった。今回の食べ比べの結果から、人によって程度の違いはあるが、全体としては放射線殺菌した香辛料の方が加熱殺菌したものよりも香りがよく、美味しかったと言える。