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市川 富士夫; 佐藤 忠
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 84(2), p.269 - 275, 1984/00
被引用回数:6 パーセンタイル:57.37(Chemistry, Analytical)4価プルトニウムの加水分解重合体コロイドの粒度分布を超遠心法により測定した。毎分回転数5000~65000で1~25時間遠心による沈降率を遠沈管内壁への吸着率で補正して相対的粒度分布を求めた。生成直後には直径1m程度の微細粒子が全体の半分を占めるが、1年後には粒径の大きな方へ分布が移行し、数10mのものが優位を占めることがわかった。
市川 富士夫; 佐藤 忠
Radiochimica Acta, 24(1), P. 49, 1977/01
水溶液中の低濃度のAgのラジオコロイド生成についてはSchweitzerらによる報告が知られているが、これを否定する報告もみられる。筆者らは、高速遠心法によりpH=3~13の範囲で510MのAgの沈降と遠沈管への吸着を比較した結果、この範囲でAgの眞コロイドの生成しないことを確かめた。(short communication)
市川 富士夫
Radiochimica Acta, 22(3), p.97 - 100, 1975/03
低濃度(10M)の4価プルトニウムは、その溶液の液性により、二つの型の吸着をする。pH3~4では、イオン性の吸着をするが、溶液中に微量の固体不純物があるところに吸着して見掛け上コロイドのように振舞う場合もある。pH8~9では加水分解生成物を生じ、吸着材に付着(adhesion)する。吸着と同一組成の溶液で脱着すると、脱着曲線は二項の指数函数で近似される。すなわち、短時間で脱着される成分と極めて脱着のおそい成分とが存在する。指数の温度依存症は、イオン性吸着に相当するPH3.5の場合、脱着のおそい成分についてのみ観察された。
市川 富士夫
Radiochimica Acta, 22(1-2), P. 59, 1975/02
ガラスおよびポリエチレンの表面に吸着した無担体のEu-155を吸着液と同一組成のEuをふくまない溶液で脱着させると、脱着速度は2項の指数凾数の和で近似的に表現される。脱着の速いフラクションは低いpHからの吸着になくイオン性の吸着によるものと思われる。脱着のおそい部分は、イオン性吸着の後に吸着材との相互作用により脱着し難くなった場合と、高いpHからのコロイド吸着の場合とが考えられる。
市川 富士夫; 佐藤 忠
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 35(7), p.2592 - 2594, 1973/07
被引用回数:5高速遠心法ならびに陰イオン交換法により、アルカリ溶液中のカドミウムの溶存状態が、カドミウム濃度の凾数として研究された。アルカリ溶液中で微量のカドミウムは-1価の陰イオンとして存在することが陰イオン交換法により明らかとなった。遠心のデータに基づき、Hと含カドミウム陰イオン(HCdO)の活量積が計算された。その値は、カドミウムの初期濃度が10~10Mの範囲でほぼ一定で、(1.791.15)10であった。以上の結果に基づき、pHおよびカドミウム濃度の凾数としてのカドミウムの存在状態を与えるダイアグラムを作製した。
市川 富士夫
化学の領域, 27(2), p.74 - 75, 1973/02
ラジオコロイドの現象が放射性同位体の特性ではなく低濃度溶液中で生ずる溶存状態の一つであると考えられるに至った経過を述べ、その名称の不適当さに言及した。さらに、低濃度溶液の特徴を列挙し、今後の研究課題を指摘した。
市川 富士夫; サイトウタダシ*
Radiochimica Acta, 16(2), p.78 - 80, 1971/00
抄録なし
市川 富士夫
原安協報告, 22, p.89 - 104, 1970/00
42年度には希土類元素の内ユーロピウムをもちい,その海洋ならびに排液中ての化学的挙動について予備的調査をおこない,43年度には漁網に対するユーロピウムの吸着に重点をおいて研究をおこなった。本年度は、漁網への吸着と表面積との関係について補足的な実験をおこない,さらに懸濁物と底質に対する吸着・脱着について実験をしたので結果を報告する。
市川 富士夫
表面, (4), p.208 - 213, 1970/00
私の知る限りでは,ラジオコロイドについては,コロイド化学の本を探してもあまり見当らないが,放射化学の本には必らず記載があるようである。たしかにコロイドの研究をされている人よりは,放射化学の分野で仕事をしているわれわれの方が,ラジオコロイド的現象にはなやまされているらしい。それではラジオコロイドは,コロイドではないのかというとそうでもない。ラジオコロイドは低濃度の物質の存在状態の一種であって,放射能という感度のよい検出手段でのみ観察できるので,放射化学研究者の関心をひいているに過ぎない。むしろ,界面やコロイド化学の専門家が,別の角度から見て下さることが問題の解決のために大いに役立つものと信ずる。本稿はそういう期待から,問題点を中心に書かれたものであって,ラジオコロイドの全般的解説については他の文献を参照されたい。
佐藤 忠; 市川 富士夫
Radiochem Radioanal Letters, 5(4-5), p.165 - 170, 1970/00
抄録なし
市川 富士夫; 佐藤 忠
Radiochimica Acta, 13, p.69 - 71, 1970/00
抄録なし
市川 富士夫; 佐藤 忠
Radiochimica Acta, 12(2), p.89 - 93, 1969/00
抄録なし
市川 富士夫
分析機器, 6(8), p.519 - 523, 1968/00
放射性同位体がいわゆる無担体で存在する時、その濃度は10~10Mという極めて低いものとなっていることが多い。
市川 富士夫
化学と工業, 19(8), p.80 - 85, 1966/00
ラジオコロイド(radiocolloid)とは何と奇妙な言葉であろうか。それは放射性コロイドのように読めるが、コロイド化学の教科書には出てこないコロイドである。それは、放射化学の分野で、10Mあるいはそれ以下のきわめて希薄な状態にある放射性同位体の示す「特異な」挙動に対してつけられた名前である。それは、放射性同位体にのみ検知されていたために「ラジオ」であり、その特異性がコロイド的であるために「ラジオコロイド」と呼ばれている。しかしながら、今日までラジオコロイドの実態については不明の点が多く、おかしな問題にぶつかるとラジオコロイドのせいにしてしまうという困った使い方さえあらわれてきている。この小文では、ラジオコロイドと呼ばれている現象のうち、いままでにわかっていることと未解決の問題を整理し、今後の他分野との関連と研究発展の方向について展望したいと考える。
市川 富士夫; 佐藤 忠
Radiochimica Acta, 6(3), p.128 - 133, 1966/00
抄録なし
市川 富士夫
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 37(10), p.1560 - 1561, 1964/00
被引用回数:2抄録なし
佐々木 泰一; 市川 富士夫; 今井 久; 宇留野 仁
Nature, 195(4838), p.267 - 268, 1962/00
被引用回数:6抄録なし
佐々木 泰一; 市川 富士夫; 今井 久; 宇留野 仁
炭素, 32, p.27 - 30, 1962/00
黒鉛材はこれまでも原子炉の中性子減速材反射材などの構造材として広く用いられて来たが、今後の原子炉開発の有望な一方向である高温原子炉の構造材としても益々その重要性が考慮されている。これらの場合、使用する黒鉛材の純度は原子炉の核特性を左右する重要な性質であり、また、原子炉の安全検査時における炉内照射後の試片の取扱いにおいても、不純物の含有量とその種類による誘導放射能を考える必要がある。ここでは、5.810nvtの高照射量の中性子線照射を受けて誘導放射能を生じた原子炉用高純度黒鉛材中の放射性核種の放射化学的分析を行い、また、同一未照射試料をJRR-1で短時間の中性子線照射を行い、その放射化分析を行った。
市川 富士夫
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 34(2), p.183 - 186, 1961/00
被引用回数:16抄録なし
市川 富士夫; 宇留野 仁; 今井 久
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 34(7), p.952 - 955, 1961/00
被引用回数:49抄録なし