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石橋 宏章*; 林 愛子*; 志賀 基之; 立川 仁典*
ChemPhysChem, 9(3), p.383 - 387, 2008/02
被引用回数:24 パーセンタイル:64.31(Chemistry, Physical)第一原理経路積分分子動力学計算により、NHカチオン及びNHアニオンの幾何学的同位体効果について調べた。その結果、これらのイオンの水素結合の構造について、原子核の量子効果が重要な役割を果たすことを見いだした。水素結合を担う水素は、NHでは二つの窒素原子の中心付近にあるのに対し、NDでは一つの窒素側に偏ったところにある。一方、NHとNDともに、水素は一つの窒素側に偏って存在することがわかった。
山崎 千里*; 村上 勝彦*; 藤井 康之*; 佐藤 慶治*; 原田 えりみ*; 武田 淳一*; 谷家 貴之*; 坂手 龍一*; 喜久川 真吾*; 嶋田 誠*; et al.
Nucleic Acids Research, 36(Database), p.D793 - D799, 2008/01
被引用回数:52 パーセンタイル:71.15(Biochemistry & Molecular Biology)ヒトゲノム解析のために、転写産物データベースを構築した。34057個のタンパク質コード領域と、642個のタンパク質をコードしていないRNAを見いだすことができた。
林 愛子*; 志賀 基之; 立川 仁典*
Molecular Simulation, 33(1-2), p.185 - 188, 2007/02
被引用回数:3 パーセンタイル:9.14(Chemistry, Physical)近年、二水素結合やリチウム-水素結合など新しいタイプの水素結合様式が実験的に見いだされているが、これらの水素結合の性質や構造は詳細にわかっていないものも多い。これらに対し、第一原理経路積分分子動力学法を用いてCHLiH分子クラスターの計算機シミュレーションを行った結果、これらの結合においても通常の水素結合と同様に大きな同位体効果があることがわかった。
林 愛子*; 志賀 基之; 立川 仁典*
Journal of Chemical Physics, 125(20), p.204310_1 - 204310_7, 2006/11
被引用回数:20 パーセンタイル:56.24(Chemistry, Physical)経路積分分子動力学法により二水素結合系分子クラスターの分子構造を詳細に解析した。この系では重水素置換により水素結合交替が起こりやすくなるが、それは特異なトンネル効果によるものであることがわかった。
林 愛子*; 志賀 基之; 立川 仁典*
Chemical Physics Letters, 410(1-3), p.54 - 58, 2005/07
被引用回数:10 パーセンタイル:32.95(Chemistry, Physical)水素結合は通常、水素と電気陰性度の高いフッ素,酸素,窒素などの原子の間に働くことが多いが、幾つかの例外がある。二水素結合はその一つで、正と負にそれぞれ帯電した水素原子に働く引力である。この研究では、二水素結合を持つ簡単な分子クラスター系BeHNHを例にとり、二水素結合の特徴に関して第一原理経路積分分子動力学シミュレーションにより詳細に解析した。
川合 真紀; 小林 泰彦; 平田 愛子*; 大野 豊; 渡辺 宏; 内宮 博文
Plant Biotechnology, 17(4), p.305 - 308, 2000/12
細胞が自ら死ぬ能力(プログラム細胞死)は多細胞生物が有する基本的な生命活動の一つである。植物においてもプログラムされた細胞死は形態形成、耐病性、環境ストレス抵抗性の獲得等に重要な役割を担っているが、詳細は知られていない。植物における研究の立ち遅れの原因としては、細胞死誘導システムの確立が未完成な点があげられる。本研究では、イオンビームが植物細胞に壊死(ネクローシス)とは異なった細胞死を誘引することを見いだし、これが動物のアポトーシスと類似であることを明らかにした。実験では滅菌したトウモロコシ種子を寒天培地上に播種し、3日目に20Ne8+(350MeV)を照射した。アポトーシスのマーカーとされる核DNAの断片化を検出するため、照射2日目の植物の根から全DNAを抽出した。すると、非照射サンプルから抽出したDNAは高分子量体として検出されるが、照射体では約180塩基対を単位とする梯子状の泳動像が得られた。また、電子顕微鏡を用いた観察により、照射細胞では著しいクロマチン凝縮に加え、細胞質構造の崩壊、細胞の収縮などのアポトーシスの指標とされる形態変化が観察された。本研究によって開発された細胞死誘発システムを利用することにより、植物のアポトーシスの機構解明が大きく前進することが期待できる。
吉田 由香里*; 鈴木 義行*; 竹内 愛子*; 浜田 信行*; 白井 克幸*; 舟山 知夫; 坂下 哲哉; 小林 泰彦; 小澤 瀞司*; 中野 隆史*
no journal, ,
放射線照射が発達期の小脳に及ぼす効果はこれまでに知られていない。そこで、本研究では、組織培養系を用いて、X線及び炭素線照射がラット小脳に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。照射した組織では外顆粒層の拡大と顆粒細胞の停滞が認められた。また、炭素線による効果はX線よりも2倍高いことがわかった。
横堀 伸一*; 小林 憲正*; 三田 肇*; 薮田 ひかる*; 中川 和道*; 鳴海 一成; 林 宣宏*; 富田 香織*; 河口 優子*; 清水 康之*; et al.
no journal, ,
現在準備を進めている国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟(JEM)の曝露部での宇宙実験「有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集(たんぽぽ)」の中の、微生物と有機物の宇宙曝露実験についてその進行状況を報告する。微生物宇宙曝露実験は、生物の長期宇宙生存可能性の検討、有機物宇宙曝露実験は、宇宙起源の生命の起原に関連する有機物の宇宙での変成を検討する。微生物、有機物の双方について、宇宙曝露サンプルをほぼ選定を終え、宇宙曝露実験に対する地上対照データの収集を引き続き進めている。また、これらのサンプルの宇宙曝露方法についても、検討を行っている。