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Bespalova, O. V.*; Boboshin, I. N.*; Varlamov, V. V.*; Ermakova, T. A.*; Ishkhanov, B. S.*; Klimochkina, A. A.*; Komarov, S. Yu.*; 小浦 寛之; Romanovsky, E. A.*; Spasskaya, T. I.*
Physics of Atomic Nuclei, 74(11), p.1521 - 1536, 2011/11
被引用回数:8 パーセンタイル:49.6(Physics, Nuclear)中性子数が20から40に渡るニッケル偶偶核の殻構造を解析し、その結果を示す。大域的模型である小浦-山田ポテンシャル(2000年作成)及び核種ごとにパラメータを定める分散光学ポテンシャルを用いて陽子及び中性子の単一粒子エネルギーを計算し、直接実験値及び間接実験評価値との詳細な比較がなされた。小浦-山田ポテンシャルはニッケル同位体の単一粒子準位の系統性をよく予言・再現し、この領域の準閉殻構造の性質を解析するのにも有効であることがわかった。
Bespalova, O. V.*; Boboshin, I. N.*; Varlamov, V. V.*; Ermakova, T. A.*; Ishkhanov, B. S.*; Komarov, S. Yu.*; 小浦 寛之; Romanovskii, E. A.*; Spasskaya, T. I.*
Bulletin of the Russian Academy of Sciences; Physics, 73(6), p.820 - 823, 2009/06
ニッケル同位体Niの単一陽子準位のうち、閉殻構造を形成するのに特に重要となる1軌道及び2軌道の系統性について調べた。分散光学模型を用いて計算すると、中性子過剰核側では1軌道間の間隔は大きくなり(NiからNiで約4MeV程度)、また2軌道間の間隔はほとんど変化しないかわずかに減少する傾向となる。典型的な一体場単一粒子準位計算であるWoods-Saxon型及びその修正ポテンシャルでは1f軌道間隔が広がるような変化はほとんど見られない。分散光学模型はHartree-Fockな静的部分と、分散的な動的部分から成り、後者の効果によりこのような性質が表れたと考えられる。
Bespalova, O. V.*; Boboshin, I. N.*; Varlamov, V. V.*; Ermakova, T. A.*; Ishkhanov, B. S.*; Komarov, S. Yu.*; 小浦 寛之; Romanovskii, E. A.*; Spasskaya, T. I.*
no journal, ,
ニッケル同位体Niの単一陽子準位のうち、閉殻構造を形成するのに特に重要となる1f軌道及び2p軌道の系統性について調べた。分散光学模型を用いて計算すると、中性子過剰核側では1f軌道間の間隔は大きくなり(NiからNiで約4MeV程度)、また2p軌道間の間隔はほとんど変化しないかわずかに減少する傾向となる。典型的な一体場単一粒子準位計算であるWoods-Saxon型及びその修正ポテンシャルでは1f軌道間隔の広がるような変化はほとんど見られない。分散光学模型はHartree-Fock的な静的部分と、分散的な動的部分から成り、後者の効果によりこのような性質が表れたと考えられる。