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木村 貴海; 加藤 義春; 武石 秀世; G.R.Choppin*
Journal of Alloys and Compounds, 271-273, p.719 - 722, 1998/00
被引用回数:46 パーセンタイル:88.98(Chemistry, Physical)III価アクチノイド、ランタノイドの分離は、高濃度塩素系での陽イオン交換で可能であるが、硝酸系や過塩素酸系では不可能である。媒質中での分離機構の違いは、吸着種の分子レベルでは明らかではない。これまで、時間分解蛍光法によるCm(III)及びEu(III)の内部水和数Nの決定法を報告してきた。本報では、この方法を固液界面でのこれらイオンの水和状態の研究に適用した。陽イオン交換樹脂AGWX8を試用し、トレーサーによる分配計数K,ならびに酸溶液及び樹脂/溶液界面におけるNを測定した。5M以上の塩酸溶液中でCm(III)とEu(III)のK及びNに違いがみられた:K(Eu)K(Cm),N(Eu)N(Cm)。これは、Eu(III)よりCm(III)がクロロ錯体形成が強いことによる。高濃度塩酸中で樹脂上のイオンの内圏から約3-4の水分子が排除されていた。硝酸、過塩素酸溶液での結果も併せて報告する。
佐々木 祐二; G.R.Choppin*
Radiochimica Acta, 80(2), p.85 - 88, 1998/00
Np(V)のN,N'-dimethyl-N,N'-dihexyl-3-oxapentanediamide(DMDHOPDA)による抽出が行われた。Np(V)はニトロベンゼンに溶解した60mMDMDHOPDA溶媒により、pH=3の0.1M NaClO水溶液から90%抽出され、これはトルエンを用いた時の2倍であることがわかった。抽出錯体はNpO(DMDHOPDA)とNpO(DMDHOPDA)と推定された。Np(V)は同じ有機相を使い抽出した後、1M HClO溶液と振り混ぜることにより水相に逆抽出された。この逆抽出の条件でTh,UO,AmEuは有機相に残っており、このことはNp(V)が5価以外の原子価のアクチノイド元素より分離できることを示唆している。