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論文

原科研タンデム加速器での発生トラブルとその対応

沓掛 健一; 中村 暢彦; 松田 誠; 花島 進; 堀江 活三

第19回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.92 - 94, 2007/01

原子力科学研究所タンデム加速器で近年発生したトラブルのうち、エレクトロニクス関連の障害2件について報告する。第1は、高電圧端子内の変更電磁石電源内の水冷配管破断である。対策として老朽化したゴムホースをすべて交換修理したほか、新たにリザーバタンクに水位計を設置した。これは、今回の障害が初めに加速器に電圧が印加されなくなったことで発見されたが、直接的に漏水を知ることができなかったことへの反省による。またこの水位計は、小規模の漏水の検知にも有効と考えている。第2のトラブルは同じ電源の電流制御用のDA変換回路に生じた。20ビットのうちMSBから14ビット目の制御ができなくなった。これはビームトランスポート調整時において故障が疑われ、定期整備時に調査した結果判明した。DA変換はケルビンバーレー分圧回路をリレーで駆動するものである。修理後のテストで、変換誤差の大きい桁が発見されたため、補正を行った。補正は最小の手術で結果を出せる範囲で行い、DA変換器の当初の仕様を満たすところまでは行っていない。研究会では老朽化対策と診断の考え方について報告・議論する。

論文

原子力機構・東海タンデム加速器の現状

松田 誠; 竹内 末広; 月橋 芳廣; 花島 進; 阿部 信市; 長 明彦; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 仲野谷 孝充; 株本 裕史; et al.

第19回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.9 - 12, 2007/01

2005年度のタンデム加速器の運転日数は182日であった。最高端子電圧は19.1MVを記録し、18MVで計8日間の実験利用が行われた。利用されたイオン種は21元素であり、$$^{18}$$Oの利用が全体の約2割で、$$^{1}$$H, $$^{7}$$Li, $$^{136}$$Xeの利用はそれぞれ約1割を占め、$$^{1}$$H, $$^{7}$$Liはおもに短寿命核加速実験での一次ビームに利用された。加速器の定期整備では通常の整備項目以外に、高電圧端子内イオン源を高電圧端子の180$$^{circ}$$偏向電磁石の上流側に移設する作業を行った。この配置により質量電荷比の近いビームを精度よく分離し加速管へ入射できるようになった。また負イオンビーム入射ラインのミスアライメントの修正を行った結果ビーム通過率が改善した。昨年度はタンク開放を必要とする故障が2件発生し、どちらも高電圧端子内の180$$^{circ}$$電磁石電源に起因するものであった。高エネルギー加速器研究機構と共同で進めている短寿命核加速実験施設の実験利用が開始され、$$^{8}$$Liを用いた実験が行われた。今後、年間50日の短寿命核ビームを用いた実験が行われる予定である。

論文

原子力機構-東海タンデム加速器施設の現状

松田 誠; 竹内 末広; 月橋 芳廣; 花島 進; 阿部 信市; 長 明彦; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 仲野谷 孝充; 株本 裕史; et al.

Proceedings of 3rd Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan and 31st Linear Accelerator Meeting in Japan, p.275 - 277, 2006/00

2005年度のタンデム加速器の運転日数は182日であった。加速管の更新により最高端子電圧は19.1MVに達し18MVでの実験利用が開始された。利用イオン種は21元素(28核種)であり、$$^{18}$$Oの利用が全体の約2割で、おもに核化学実験に利用された。p, $$^{7}$$Li, $$^{136}$$Xeの利用はそれぞれ約1割を占め、p, $$^{7}$$LiはおもにTRIACの一次ビームに利用された。超伝導ブースターの運転日数は34日で、昨年度から始まったTRIACの実験利用は12日であった。開発事項としては、タンデム加速器では加速管を更新し最高電圧が19MVに達した。また高電圧端子内イオン源の14.5GHzECRイオン源への更新計画が進行している。超伝導ブースターは1994年以来高エネルギービームの加速に利用されてきたが、近年になりインジウムガスケットに起因する真空リークが発生している。空洞のQ値も下がってきており、対策として空洞に高圧超純水洗浄を施し性能を復活させる試験を進めている。KEKと共同で進めてきたTRIACは2005年3月に完成し、10月から利用が開始された。TRIACからのビームを超伝導ブースターにて5$$sim$$8MeV/uのエネルギーまで加速する計画を進めており、TRIACからの1.1MeV/uのビームを効率よく加速するため、low$$beta$$空洞の開発を行っている。

論文

原研タンデム加速器の現状

松田 誠; 竹内 末広; 月橋 芳廣; 堀江 活三*; 大内 勲*; 花島 進; 阿部 信市; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 仲野谷 孝充; et al.

第18回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.11 - 14, 2005/11

2004年度の原研タンデム加速器の運転日数は、7月に高電圧端子との通信トラブルが発生したが、例年並の214日(約5000時間)を維持できた。そのうちブースターの利用運転は42日であった。最高端子電圧は高圧超純水洗浄を施したコンプレスドジオメトリ型加速管の更新により、約1年余りでビーム無しで18.7MV、ビーム有りで18.0MVを記録し建設以来の最高となった。KEKと共同で進めてきた短寿命核加速実験施設(TRIAC)の設置に伴い、新たなインターロックシステムを構築した。一方TRIACは3月に施設検査を終了し、ウランの陽子誘起核分裂反応で生成された$$^{138}$$Xe(T$$_{1/2}$$=14min)ビームの加速に初めて成功した。本研究会では、2004年度における運転,整備及び利用状況について報告する。

論文

原研タンデム加速器の現状

松田 誠; 竹内 末広; 月橋 芳廣; 堀江 活三; 大内 勲; 花島 進; 阿部 信市; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 仲野谷 孝充; et al.

第17回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.1 - 4, 2004/00

原研タンデム加速器では昨年度、加速管をコンプレスドジオメトリ型の加速管へ更新した。加速管内の超音波及び高圧純水洗浄の効果により、わずか1週間程のコンディショニングで更新前の約16MVの端子電圧を達成することができた。充分なコンディショニング時間を確保できなかったが、1MV及び2MVユニットでは平均で110%の電圧を達成し、フルカラムによる電圧上昇試験で18.2MVを達成した。そのほか強力なターミナルイオン源への更新のために入射系の改造を行うべく準備を進めており、昨年度ガスストリッパー装置の撤去を行った。短寿命核加速施設は昨年度までの3年間で施設の建設及び装置の設置はほぼ終了し、今年度中の短寿命核の加速実験を目指して装置全体の立ち上げ及びインターロックなどの安全装置の製作を現在行っている。また短寿命核加速施設からの1MeV/uのビームを既存の超電導ブースターで加速できるように現在のブースターの前段部に$$beta$$$$_{opt}$$=6%のlow$$beta$$空洞を設置し最大5$$sim$$7MeV/uまで加速する計画を進めている。研究会ではこのほかに昨年度のタンデム加速器施設の運転、整備の状況について報告する。

論文

原研タンデム加速器とRNB計画

吉田 忠; 神田 将; 竹内 末広; 堀江 活三; 大内 勲; 月橋 芳廣; 花島 進; 阿部 信市; 石崎 暢洋; 田山 豪一; et al.

第15回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.51 - 53, 2003/03

原研タンデム加速器は1982年実験利用が開始された。当初は高エネルギーの放電に対し加速器内部の機器健全性が保ちきれず、度重なる整備をしてきた。その結果、現在では非常に安定した運転を継続しており、年間5000時間の運転を継続している。一昨年から高電圧端子にはECRイオン源を設置し、タンデム加速器では初めての希ガスイオン加速を果たし、多くの実験研究に利用されてきた。現在の加速器は、約40核種の安定核イオンを発生,加速できるが、平成13年度から不安定核及び負イオンでは発生不可能なあるいは電流値の低さから利用されてこなかったイオン種の加速を可能にするRNB(放射性核種ビーム)加速計画が実施されており、平成15年度には設置完了する見込みである。この計画は原研とKEK(高エネルギー加速器研究機構)との共同研究であり、近い将来不安定核を利用した研究を開始する予定である。本報告はこれらの研究環境整備の報告を交え最近行った加速器開発を報告する。

論文

ターミナルECRイオン源の現状

松田 誠; 藤井 義雄*; 田山 豪一; 石崎 暢洋; 阿部 信市; 花島 進; 月橋 芳廣; 堀江 活三; 大内 勲; 神田 将; et al.

JNC TN7200 2001-001, p.166 - 168, 2002/01

原研タンデムから得られるイオンビームの電流・エネルギーの増強及び加速イオン種の拡大のため、1998年にECRイオン源をタンデム加速器の高電圧端子に搭載した。その後、定期整備のたびに改良を加え、現在は安定動作を実現している。主な改良点はターボ分子ポンプを排気系に追加したことと、搭載ガスを8ボンベまで可能にしたことである。これまでに水素,窒素,酸素及び希ガスの加速を行い、ビーム電流は約1桁、エネルギーはXeで300MeVに達している。イオン源の動作もきわめて安定しており、最長4日間の連続運転にわたってイオン源を再調整する必要はなかった。本件では現在の運転状況と装置の現状について報告する。

論文

原研タンデム加速器の現状

吉田 忠; 神田 将; 竹内 末広; 花島 進; 大内 勲; 堀江 活三; 月橋 芳廣; 阿部 信市; 石崎 暢洋; 田山 豪一; et al.

JAERI-Conf 2000-019, p.30 - 32, 2001/02

原研タンデム加速器は、順調に運転を継続してきている。昨年は230日余の運転を行うことができ、原子核関連研究の分野に、また、物理科学の分野に大きな貢献をしていきた。しかし、常に順調であったわけではなく、担当者の大きな努力があった結果である。細部に渡る研究報告は、同様の加速器を持つ機関にとっても有効なものであり、現在の状況の報告とともに、これらについても報告を行う。

論文

Status of the JAERI tandem accelerator and its booster

竹内 末広; 阿部 信市; 花島 進; 堀江 活三; 石崎 暢洋; 神田 将; 松田 誠; 大内 勲; 田山 豪一; 月橋 芳廣; et al.

Proc. of 8th Int. Conf. on Heavy Ion Accelerator Technology, p.152 - 167, 1998/00

原研タンデム加速器は1982年以来16年間安定かつ有効に原子核物理、原子・分子物理、固体物理、核化学等の研究のため稼働を続けてきた。またタンデム加速器からの重イオンをさらに加速するために開発・建設を進めてきた超伝導ブースターが1994年に完成し、高エネルギーでの実験に順調に寄与してきた。タンデム加速器本体その他の現状、ブースターの現状、タンデム及びブースターの利用状況、制御系の開発、現在進行中の高電圧端子内ECRイオン源開発等についてまとめて発表する。

論文

原研タンデム加速器の現状

吉田 忠; 神田 将; 竹内 末広; 花島 進; 荘司 時雄; 大内 勲; 堀江 活三; 月橋 芳廣; 阿部 信市; 金沢 修平; et al.

第9回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, 0, p.22 - 25, 1996/00

原研タンデム加速器は完成以来14年になるが、順調に稼動しており昨年には、タンデムブースターが完成しさらに長時間の運転を行ってきた。内部には多くの機械的損耗部を持つ装置であるが、種々の改良等により安定に運転ができている。今後もイオン源の整備等を行い、加速できるイオン種の拡大を図るとともに、長時間停止する必要のない加速器をめざし改良を進めていく。

論文

Concurrent control system for the JAERI tandem accelerator

花島 進; 荘司 時雄; 堀江 活三; 月橋 芳廣

KEK-PROC-92-15, p.333 - 335, 1992/12

原研タンデムでは当初よりコンピュータを用いた制御システムを用いているが、現在このシステムのおきかえをめざして新しい制御システムを開発中である。新しいシステムは、複数のマイクロプロセッサによるものよりも大きな処理能力を実現する。本報告では、新システムの概念、概要及び新システムの大きな処理能力を用いて実現されるデータ点の連結制御について報告する。

論文

Extension to the 350kV negative ion injector for the JAERI tandem accelerator

峰原 英介; 吉田 忠; 阿部 信市; 金沢 修平; 月橋 芳廣; 堀江 活三; 花島 進

Review of Scientific Instruments, 58(2), p.215 - 219, 1987/02

 被引用回数:1 パーセンタイル:38.1(Instruments & Instrumentation)

原研タンデム加速器の350kV負イオン入射器が拡張された。拡張の目的は(1)イオン源の調整及び変更によるビーム時間の損失を最小にする事、(2)信頼性を本質的に改善する事、(3)作業者の安全性を確保する事、である。最初の3ヶ月にわたる運転期間において、確認された性能が報告される。又、以前の性能との比較において、この拡張された入射器の性能が議論される。

報告書

光結合CAMACアナログ入出力システム

堀江 活三; 金沢 修平; 峰原 英介; 花島 進

JAERI-M 85-132, 20 Pages, 1985/08

JAERI-M-85-132.pdf:1.02MB

加速器システムにおいて、とりわけイオン源においては機器の制御・監視のため高電圧に対して絶縁しつつアナログ電圧の伝達を行う必要がしばしばある。原研タンデム加速器ではイオンビーム入射器に4つの負イオン源を持っているが、従来より竃圧-周波数変換および光ファイバーによるリンクがこのために使われてきた。イオンビーム入射器の拡張を機に我々は従来のシステムにかえるため、新しいモジュール(光結合絶縁型FDC-DFCモジュール)を開発した。このモジュールはCAMACモジュールで、数値とVF変換方式の光信号との変換を直接行えるもので、内部にPLLを用いた周波数合成器、周波数計数器、光発信器、光受信器を持つ。このモジュールを採用した新しいシステムは、イオン源を計算機制御するときの確度・保守性・信頼性を飛躍的に向上させた。

論文

Optically coupled FDC・DFC module

堀江 活三; 花島 進; 峰原 英介

Proc. of the 5th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.425 - 427, 1984/00

抄録なし

論文

Automated control of JAERI tandem accelerator

花島 進; 堀江 活三; 神田 将; 大内 勲; 月橋 芳廣; 峰原 英介

Proc. of the 5th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.420 - 421, 1984/00

抄録なし

論文

An Extension to the 350kV negative ion injector for the JAERI tandem accelerator

峰原 英介; 吉田 忠; 阿部 信市; 金沢 修平; 花島 進; 堀江 活三; 月橋 芳廣

Proc. of the 5th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.422 - 424, 1984/00

抄録なし

報告書

可搬型波高分布記録装置の開発

片桐 政樹; 堀江 活三; 阪井 英次; 小沢 皓雄

JAERI-M 83-183, 34 Pages, 1983/10

JAERI-M-83-183.pdf:1.43MB

可搬型ゲルマニウム$$gamma$$線検出器を用いて実験室外部の現場において、$$gamma$$線スペクトル測定行う方法が種々の技術開発分野で用いられている。$$Gamma$$線スペクトル測定には、検出器の波高分布の測定にマルチチャネル波高分析装置を必要とするため、現場で使用できるように装置の可搬化が要請されていた。可搬化を行う方法として、本開発では使用目的をIn-situ測定及び原子炉建屋内等の内部放射能測定といった用途に絞り、測定目的にあった方法を用いて可搬化を図った。開発した可搬型波高分布記録装置は、従来、メモリ装置に蓄積していた波高データを直接カセットテープレコーダに書き込む方式を採用し可搬化を図った。特性測定及び応用測定を行った結果、本装置は従来の装置にはない特長・機能をもっており、所期の開発目標を十分満足していることがわかった。本報告書は、装置の設計、試作、特性及び応用測定についてまとめたものである。

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