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岩井 紘基; 佐野 一哉; 水井 宏之; 中村 保之; 林 健太; 石飛 龍彦*; 松尾 公彦*; 岡 寛*
no journal, ,
「ふげん」の原子炉構造材は、約25年間の運転により放射化しているが、放射能インベントリ評価は汎用の評価コードを用いた放射化計算により実施してきている。この放射能インベントリは、解体用プールの仕様や原子炉解体廃棄物を廃棄体化する上で大きな影響を与えることから、実機構造材から試料を採取し、核種分析により放射能濃度分布を確認するとともに、これまでの放射化計算結果と比較評価することで、その妥当性を確認しておくことが重要である。このため、「ふげん」では、原子炉構造材から遠隔で試料を採取する装置を開発するとともに、原子炉構造材を採取し分析することにより、解体計画等に反映していく計画である。本件では、開発している装置概要及び今後の計画について報告する。
松尾 公彦*; 石飛 龍彦*; 岡 寛*; 岩井 紘基; 松尾 秀彦; 中村 保之; 佐野 一哉
no journal, ,
「ふげん」では、原子炉本体解体に向けた放射能インベントリ評価の精度向上を目的に、原子炉内部の構造材からの試料採取を計画している。今般、試料採取に向けて、高線量環境でかつ複雑な構造で狭隘な「ふげん」の炉心の試料採取対象について炉外から既設の配管を活用することで炉心領域にアクセスし、遠隔操作で試料を採取する装置の開発を行った。