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朝倉 伸幸; Fonck, R. J.*; Jaehning, K. P.*; Kaye, S. M.*; LeBlanc, B. P.*; Okabayashi, M.*
Nuclear Fusion, 33(8), p.1165 - 1184, 1993/08
被引用回数:36 パーセンタイル:73.08(Physics, Fluids & Plasmas)米国プリンストン大学プラズマ研究所のトカマクPBX-Mで、NBI中でのプラズマ回転とイオン加熱について研究した。PBX-Mは2ユニットづつの垂直、接線入射NBIをもち、イオン加熱だけではなく、入射トルクを同パワーのまま変えることが可能である。イオン温度とトロイダル回転分布は空間10chのCHERS(荷電交換分光)により測定した。加熱効果は垂直、接線入射にかかわらず同程度であるが、角運動量閉じこめは大きな違いが測定された。特にHモード中では、径方向外側のプラズマ回転が増加し垂直入射時は、角運動閉じこめ時間はエネルギー閉じこめ時間の23倍に増加する。直接入射時は同程度である。トランスポート解析により、拡散係数分布を評価したが、垂直入射時についてはエネルギーのそれに比べ大きく異なる。プラズマ周辺での電場の影響(変化)と思われる。また、新古典理論からバルクイオンの速度も評価した。