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口頭

各種樹木における傷害後の水分分布の変化及び防御組織形成

山田 利博*; 永石 憲道*; 山下 得男*; 小山 常夫*; 神庭 正則*; 大島 渡*; 飯倉 寛

no journal, , 

樹木は木部に達する傷害を受けると材変色が生じ、腐朽に至ることもある。材変色の進行形態や特性がわかっている樹種は少ないことから、材変色・腐朽の防止や診断手法のための基礎データを得るため、各種樹木で傷害に対する反応と水分分布の変化,材組織構造との関連を解明することを目的とした。イチョウ,サクラ等、計8種の樹木の主幹,枝にドリルで貫通する穿孔傷害を加えた。傷害の1週間,2か月,1年後に傷害部を採取し、中性子ラジオグラフィ(NRG)により観察した。主幹は約1cm厚の円板にしてイメージングプレートを用いて観察した。枝あるいは苗木は長さ約20cmに切断して、CCDカメラで撮像しCT像を構築した。水平方向の材変色の範囲はサクラで広がったが、他の樹種ではほとんど広がらなかった。針葉樹、特にイチョウでは傷害部の周囲で早くから軸方向に長い乾燥部が認められた。この乾燥部はほぼ材変色部と同じ範囲と考えられる。広葉樹では一部の樹種で初期に肉眼的に乾燥したように見える部位が認められたがNRGでは確認できなかった。さらに材変色が生じても傷害部周囲の乾燥は認められず、サクラのように逆に水の集積が推測される樹種があった。

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