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杉山 博一*; 延藤 遵*; 福岡 奈緒美; 新貝 文昭; 島田 俊介*; 小山 忠雄*; 木嶋 正*; 寺島 麗*
土木学会平成22年度全国大会第65回年次学術講演会講演概要集(DVD-ROM), p.87 - 88, 2010/09
高レベル放射性廃棄物等の地層処分では、処分施設の長期性能に及ぼす影響や許容湧水量の観点を考慮してグラウト材料の適用性の研究を行ってきた。その中でも微小な亀裂を対象として、浸透性や耐久性に優れる溶液型グラウト材料に着目し、これまで基礎的な物性試験を行ってきた。本報では、溶液型グラウト材料の長期耐久性に着目した試験結果を報告した。長期耐久性にかかわるゲルからのシリカ溶脱量は、周囲の地下水との接触条件(地下水流量,地下水のシリカ濃度,亀裂内でのゲルと地下水の接触面積など)が大きく影響することが示した。ただし、長期耐久性を定量的に評価するためには、今後周囲の地下水との接触条件を適切に評価する必要があることが課題としてあげられた。
村上 裕晃; 國分 陽子; 横山 立憲; 渡邊 隆広; 湯口 貴史*; 藤川 将之*; 西山 忠男*
no journal, ,
炭酸塩鉱物中に発達する層状構造を把握するため、カソードルミネッセンス(CL)を用いた効率的な観察手順を検討した。その結果、ルミノスコープで取得した光学CL像では、顕微鏡観察や元素分布情報からは確認できない帯状の構造が認められた。さらに、走査型電子顕微鏡(SEM)で取得したSEM-CL像では、幅が不規則に変化する、輝度の異なるマイクロメートルオーダーの構造が繰り返していることを確認した。本検討の結果、炭酸塩鉱物を対象とした微小領域の観察時は、まず光学CL像で全体の傾向を把握し、次にSEM-CL像でマイクロメートルオーダーの情報を取得する手順が有効であると考えられる。