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太田 久仁雄; W.R.Alexan*; W.Kickmaie*; Frieg, B.*; McKinl, I. G.*
Journal of Contaminant Hydrology, 47, p.335 - 348, 2001/00
被引用回数:25 パーセンタイル:56.34(Environmental Sciences)過去10年以上にわたりグリムゼル原位置試験場(スイス)において実施してきた、結晶質岩中における放射性核種の移行・遅延に関するNagra/JNC共同研究では、モデル解析と原位置試験、室内試験ならびにナチュラルアナログ研究とを組み合わせたユニークな手法を採ることにより、核種移行モデルの信頼性の確認・向上を図ってきた。本論では、個々の研究内容ならびに成果の概要について述べるとともに、研究手法の有効性や適用範囲、処分場の性能評価への反映などについても論じる。
太田 久仁雄; McKinl, I. G.*; Mori, A.*; Frieg, B.*; W.Kickmaie*
Proceedings of International Conference on Nuclear and Radiochemistry, 0 Pages, 2000/00
Nagraとサイクル機構ではグリムゼル原位置試験場(スイス)において、結晶質岩中における放射性核種の移行・遅延現象を性格に把握する手法を確立するために、従来のモデル解析に原位置試験、室内試験ならびにナチュラルアナログ研究を組み合わせた研究を実施してきた。さらに、現在、処分場の環境下において想定される、放射性核種のより現実的な移行・遅延現象(コロイドを伴う場合ならびに高pH環境の場合)を対象とした研究を展開している。本報告では、これらの研究内容、成果の概要ならびに処分場の安全評価への反映について論じる。
太田 久仁雄; W.Kickmaie*; M.Mazurek*; McKinl, I. G.*; P.Smith*; P.Zuidema*
Migration '99, P. 225, 1999/00
過去10年異常にわたりグリムゼル岩盤研究所(スイス)において実施してきた、結晶質岩中における放射性核種の移行・遅延に関する原位置試験研究(Nagra/JNC共同研究)では、現在までに、割れ目中における放射性核種の移行経路や収着サイトの三次元的分布や放射性核種の遅延特性が明らかになるなどの成果が得られてきている。これらの成果は、北部スイスにおける結晶質岩を対象とした処分場の性能評価に用いる、核種移行概念モデルの改良および高度化に反映される。 本報告では、同原位置試験研究の成果と性能評価への反映について論じるとともに、コロイドによる核種移行など、実際の処分環境下で想定される現象を対象として現在展開中のグリムゼル原位置試験の概要について紹介する。
太田 久仁雄; Frieg, B.*; McKinl, I. G.*
Proceedings of 21st International Symposium on the Scientific Basis for Nuclear Waste Management, 0 Pages, 1997/09
過去10年以上にわたり放射性核種の移行・遅延に関するNagra/PNC共同研究をグリムゼル岩盤研究所において実施してきている。結晶質岩中の割れ目を対象とした非収着性収着性トレーサー試験では、試験結果による解析モデルの較正・検証を通じ、割れ目中の放射性核種の移行・遅延をよく表現できるモデルの開発を行ってきた。現在は高収着性の放射性トレーサーに注入後に、試験対象割れ目をレンジを用いて固定・保存し、開削することにより、トレーサの遅延を直接的かつ詳細に調査する原位置試験を実施中である。また、試験対象割れ目近傍におけるマトリックス拡散現象を定量的に評価する原位置試験も合わせて行っている。これらの試験により割れ目における放射性核種の遅延サイトの三次元分布およびそのボリュームが明らかにでき、上記のモデルを用いて行った予測解析結果との比較により、モデルのより厳密な検証と妥当性の確認及び同モデルの高度化を図る
太田 久仁雄; 吉田 英一; Alexan, W. R.*; McKinl, I. G.*
第7回NAWG会議(CEC Proceeding), 0 Pages, 1997/00
Nagra/PNC共同研究の一環として、地質環境中における岩石/地下水反応をより現実的にモデル化する手法の開発について検討を行った。固相-液相境界部で起こる収着、拡散、-反跳などの現象は放射性各種の崩壊を考慮に入れた上で概念モデルとして表現することができ、このモデルに本共同研究で開発したSANTAコードのボックスモデル理論を適用することにより、岩石、地下水反応を解決することが可能になると期待される。今後、実施のモデル数式化とモデルの検証を行っていく予定である。
太田 久仁雄; McKinl, I. G.*; U.Frick*
Proceedings of GEOTRAP Workshop, ,
Nagra/PNC 共同研究として,1985年から1996年春までグリムゼン岩盤研究所において放射性核種移行(原位置)試験を実施した.その間,ウラニン,臭素,トリチウム,ナトリウム,ストロンチウム,セシウム,等の非収着性放射性強収着性放射性核種を用いたトレーサー試験と核種移行モデルのテスト(比較/検討)を行った結果,モデルの信頼性を向上させることができ,さらに,原位置試験手法の確立,放射性核種の延延に影響をあたえるサイトとプロセスに関する情報の取得などの成果を得ることができた.しかしながら,これらの成果は莫大な資金と労力を費やした結果として得られたものであり,性能評価の観点から,これらの成果と実施内容について評価/検討することが必要である.本試験をとおして,原位置試験,室内試験,モデリングおよび性能評価の各担当者の密接な連携による試験/研究の展開の重要性が際認識された.
太田 久仁雄; Frieg, B.*; McKinl, I. G.*
Proceedings of Migration '97, ,
過去10年以上にわたり,放射性核種の移行に関するNagra/PNC共同研究をグリムゼル岩盤研究所において実施してきている.結晶質岩中の割れ目帯を対象とした非収着性収着性トレーサー試験では,概念モデルの構築,モデルの較正,検証を通じ,試験結果をよく予測できるモデルの開発を行ってきた.現在は高収着性トレーサーの注入後に同割れ目帯を固定,保存し,開削することにより,トレーサーの遅延を直接的かつ詳細に調査する原位置試験を実施中である.この試験により,割れ目帯における放射性核種の移行経路,遅延サイトが三次元的に明らかにされ,上記のモデルを用いて行った予測解析結果との比較により,モデルのより厳密な検証と妥当性の確認および同モデルの高度化が図られる.本発表では,これまでに得られた上記の成果について報告する.