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中澤 修; 瀧谷 啓晃; 村上 昌史; 堂野前 寧; 目黒 義弘
JAEA-Review 2023-012, 6 Pages, 2023/08
日本原子力研究開発機構(以下「原子力機構」という。)において優先して取り組むバックエンド技術開発課題の選定とスケジュールを、「バックエンド技術開発戦略ロードマップ」として取りまとめた。選定にあたっては、令和4年度に実施した原子力機構内の開発技術(シーズ)と技術的課題(ニーズ)に関するアンケートの結果を反映した。シーズとニーズが一致したものの中から、現場への早期実装の観点、共通的な課題の観点で課題を抽出し、9件のテーマを選定した。原子力機構内の組織横断的な実施体制を構築し、開発成果の現場への実装を目指すとともに、社会実装を目指していく。
西山 友和; 岡野 文範; 三代 康彦; 佐藤 洋司; 本田 正男*; 逆井 章; 佐藤 正泰; 目黒 雅*; 田近 正春*
no journal, ,
JT-60では、超伝導トカマク装置に改造するJT-60SA計画が進められている。そのために、本体機器を主として解体・撤去する必要がある。本体機器の中心部である真空容器(VV)とポロイダル磁場コイル(PFC)は、既設の状態で9分割に切断して取り出した後、運搬するための処置を施し、機器収納棟に展示する計画である。切断部の形状,材料(VV: インコネル, PFC: 無酸素銅,一部ケース等に高マンガン鋼)や作業環境は、一様ではないため、それぞれの条件に合った切断工法を使い分けて切断効率と精度を高める必要がある。有力な切断方法としては、ダイヤモンドワイヤーソー,ダイヤモンドブレード,プラズマ切断がある。その中のワイヤーソーは、狭隘な場所の切断には、非常に有効であるが、金属材料の切断実績が少ない。よって、各材料の切断効率等を求める試験を実施している。インコネルは、比較的容易に切断できているが、銅,高マンガン鋼については、切断に時間を要している。銅の切断については、切断面積が大きく切断効率が作業工程に大きく影響するため、今後の課題である。本講演では、VVとPFCの切断で要求される条件とそれに対応する検討状況,切断試験結果等について報告する。
西山 友和; 岡野 文範; 三代 康彦; 佐々木 昇*; 目黒 雅*; 田近 正春*; 佐藤 洋司; 佐藤 正泰
no journal, ,
臨界プラズマ試験装置(JT-60U)では、超伝導トカマク装置に改造するJT-60SA計画が進められている。そのために、JT-60U本体装置を主として解体し、JT-60機器収納棟へ展示及び収納する。本体装置の解体は、工期の短縮,コスト低減などの要求や作業環境及び展示,収納における制約などを踏まえ、より確実で効率のよい、安全な方法で実施する必要がある。今回は、JT-60U大電流化改造時において実績のある分解手順や汚染された真空容器の既設位置での切断を必要最低限にできる切断方法を採用した解体方法を検討した。なお、本体装置の解体は、大型で複雑な構造を持つため、分解するための切断が必須であり、各設備の仕様・据え付け状況や作業環境に合った切断工法を見いだすことが重要である。これまでに、真空容器の切断には、切断時間が早いプラズマ切断、PFコイルやPFコイル支持体の一部に対しては、切断環境等の観点からダイヤモンドワイヤーソーを候補として切断能力の評価などを実施してきた。ダイヤモンドワイヤーソーでは、切断容量の多いPFコイルに対して、銅の切断に対応したワイヤーを開発し、220220の断面(PFコイル中3番目の大きさ)のモデルを2時間以内で切断できるまでに至っている。