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今井 弘*; 三輪 夕子*
JNC TJ7440 2000-003, 650 Pages, 2000/02
本業務は、地下水の水圧の月単位での変動幅を把握し、地下水流動解析の初期条件を設定すること及び立坑掘削による地下水圧・水質への影響を把握するための初期値を取得するために、MPシステムを使用して間隙水圧の測定を行ったものである。水圧計測回数は合計で7孔132ポイント、1084回である。さらに本業務では地下水水質の深度分布を把握するためにMPシステムを使用して地下水の採水を行った。採水を9ヶ月の合計で1355回行った。採水量は7孔35ポイント、合計1171リットルである。採取した地下水は所定の容器に移し変えてサイクル機構に提出した。DH-7号孔では各採水区間の予備採水を1ヶ月行った後に分析用資料を採取し、分析結果をサイクル機構に提出した。(データシート「地下水の採水・間隙水圧」あり)
木本 裕子*; 米山 海*; 佐藤 勇*; 松浦 治明*; 鈴木 恵理子; 三輪 周平
no journal, ,
コンクリートへのSr浸透挙動の解明に資するために、Sr(OH)及びSrCl水溶液を用いたコンクリートへの浸透実験を行い、XRF及びEXAFSを用いてコンクリートに浸透したSrの濃度及び近傍構造を調査した。Sr(OH)及びSrCl水溶液ともに3.0mm深さまで有意量が浸透しているものの、浸透速度についてはpHが影響する可能性があることが分かった。さらに、SrCl水溶液から浸透したSrは、Sr-Cl構造ではなくSr-O構造に近く、コンクリート由来の酸素に配位することが分かった。
木本 裕子*; 佐藤 勇*; 松浦 治明*; 鈴木 恵理子; 三輪 周平
no journal, ,
コンクリートへのSr浸透挙動解明に資する知見取得を目的として、SrCl及びSr(OH)溶液を用いたコンクリートの浸漬実験を行い、EXAFS分析及び蛍光X線分析によりコンクリート中のSrの構造解析を行った。SrCl溶液から浸透したSrは、Sr-ClではなくSr-O構造の最近傍に近い距離に存在することから、コンクリート由来の酸素に配位した構造をとることが明らかとなった。このことから、コンクリート中の酸素との配位が浸透挙動に影響を及ぼす一因となることが考えられる。
前田 知里*; 木本 裕子*; 米山 海*; 松浦 治明*; 佐藤 勇*; 三輪 周平; 鈴木 恵理子
no journal, ,
コンクリートへのCs浸透挙動に及ぼす粗骨材サイズの影響に係る知見取得を目的として、モルタルのみ及び粗骨材サイズをパラメータ(但し、粗骨材:モルタル重量比は一定)としたコンクリート試料を用いて、CsCl及びCsI水溶液への浸漬実験を行い、試料表面から深さ方向へのCs濃度を測定した。CsCl水溶液の場合、粗骨材サイズによるCs濃度の大きな差異が見られなかった一方で、CsI水溶液の場合、粗骨材サイズが小さいほどCs濃度が大きくなることが分かった。このことから、CsCl水溶液の場合はモルタルを介した浸透が、CsI水溶液の場合はモルタル-粗骨材の界面を介した浸透が支配的であると考えられる。
木本 裕子*; 米山 海*; 佐藤 勇*; 松浦 治明*; 鈴木 恵理子; 三輪 周平
no journal, ,
コンクリートへのSr浸透挙動解明に資する知見を取得するために、SrCl及びSr(OH)水溶液を用いたコンクリートへの浸透実験を行い、XRF及びEXAFS分析によりコンクリート中のSrの濃度及び局所構造を調査した。XRF分析の結果、それぞれの水溶液から有意量のSrが浸透するが、浸透速度はSrCl水溶液の方が大きい可能性があることが分かった。また、EXAFS分析の結果、SrCl水溶液から浸透したSrは、Sr-ClではなくSr-Oに近い構造であることが分かった。