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田村 剛三郎*; 乾 雅祝*; 中祖 一朗*; 大石 泰文*; 舟越 賢一*; 内海 渉
Journal of Non-Crystalline Solids, 250-252(Part1), p.148 - 153, 1999/08
放射光を用いて、超臨界水銀の構造を調べた。液体金属領域の13.6g/cmから10g/cmまでは、密度が減少してもg(r)の第一ピークの位置はほとんど変わらない。一方、この密度領域で配位数は密度とともに大きく減少する。金属-非金属領域に近づくと、配位数の減少傾向が小さくなり、原子間距離が徐々に増加しはじめる。
乾 雅祝*; 田村 剛三郎*; 大石 泰文*; 中祖 一朗*; 舟越 賢一*; 内海 渉
Journal of Non-Crystalline Solids, 250-252(Part2), p.519 - 524, 1999/08
SPring-8放射光をもちいて、超臨界状態のセレンのX線回折実験を1500,843気圧までの条件で行い、同物質の半導体-金属転移における構造変化を調べた。金属的性質が高まるにつれ、2対分布関数における第一ピークが長距離側に非対称になり、かつ第一ミニマムが増大した。この相転移におけるチェーン構造の変化に対応していると解釈される。
田村 剛三郎*; 乾 雅祝*; 中祖 一朗*; 大石 泰文*; 舟越 賢一*; 内海 渉
Japanese Journal of Applied Physics, 38(Suppl.38-1), p.452 - 455, 1999/06
SPring-8放射光によるエネルギー分散型X線回折の手法を用いて、超臨界状態の水銀について液体から高密度流体状態にいたる広い範囲の観察を行った。密度変化は13.6から1.9g/cmまで変化している。実験には、本実験のために開発された高圧ガス装置ならびにサファイヤ容器が用いられ、1520,1765気圧までの実験が行われた。液体金属領域の13.6g/cmから10g/cmまでは、密度が減少してもg(r)の第一ピークの位置はほとんど変わらない。一方、この密度領域で配位数は密度とともに大きく減少する。金属-非金属領域に近づくと、配位数の減少傾向が小さくなり、原子間距離が徐々に増加しはじめる。
田村 剛三郎*; 乾 雅祝*; 中祖 一朗*; 大石 泰文*; 舟越 賢一*; 内海 渉
Journal of Physics; Condensed Matter, 10(49), p.11405 - 11417, 1998/12
被引用回数:32 パーセンタイル:80.28(Physics, Condensed Matter)SPring-8放射光によるエネルギー分散型X線回折の手法を用いて、超臨界状態の水銀について液体から高密度流体状態にいたる広い範囲の観察を行った。密度変化は13.6から1.9g/cmまで変化している。実験には、本実験のために開発された高圧ガス装置ならびにサファイヤ容器が用いられ、1520,1765気圧までの実験が行われた。