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鶴我 佳代子; 小川 克郎*; 長尾 大道; 羽佐田 葉子; 藤井 直之*; 笠原 順三; 熊澤 峰夫
地学雑誌, 114(4), p.659 - 664, 2005/04
第1回「地殻の能動監視に関する国際ワークショップ」(IWAM04)を、2004年6月30日7月2日、瑞浪市総合文化センターにおいて開催した。IWAM04は、IASPEIに新設されたTGAM(代表:熊澤峰夫・名大名誉教授)および国内のJCEAM(代表:東原紘道・東大名誉教授)が主催し、名古屋大学および東京大学地震研究所が共催した。本研究助成報告では、地球の能動監視研究の必要性や背景および国際ワークショップ開催の経緯を述べ、ワークショップの概要や今後の研究展望について報告する。
熊澤 峰夫; 小川 克郎*; 藤井 直之; 山岡 耕春; 國友 孝洋; 中島 崇裕; 鶴我 佳代子; 羽佐田 葉子; 笠原 順三; 茂田 直孝; et al.
no journal, ,
1995年の物理探査学会で、アクロスと称する地下の観測手法を報告してから11年が経過した。この新しい観測法の開発研究は、地下15-30kmにある地震発生場の監視観測によってその時間発展を連続的に把握し、地震予知研究に役立たせる、という動機で、1994年4月に開始したものである。その後、1995年に阪神淡路大震災が発生し、1996年に地震フロンティア研究が立ち上がって、アクロスは急速に進化を遂げることになる。本報告では、2006年3月、10年間に及んだPNC/JNC/JAEAにおける地震フロンティア研究の終結を機に、アクロス研究の変遷進化の総括と次の飛躍に向けた展望と具体的な研究計画構想を提示する。
畠 勝郎; 鈴木 一之; 菊池 英樹; 古川 隆之; 中村 芳信; 林 晋一郎
no journal, ,
MOX燃料再処理において工学規模でデータを採取し実証を行うことは、軽水炉MOXの本格再処理を進めるうえで重要である。今回の試験では、ふげんMOXタイプB燃料処理時の溶解率,Kr放出挙動及び溶解液中の不溶解残渣の性状を調査し、これまでの軽水炉燃料と比較することにより溶解特性についての評価を行ったので、その結果を報告する。