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高橋 健司; 椎名 章; 鬼沢 卓広; 井場木 昭治; 山口 智彦; 田川 明広
Proceedings of 17th International Conference on Nuclear Engineering (ICONE-17) (CD-ROM), 9 Pages, 2009/07
日本の高速増殖原型炉「もんじゅ」は1995年のナトリウム漏洩事故以来、初めて運転再開するが、運転前に長期間停止していた機器の健全性を確認することが必要である。蒸気発生器(SG)伝熱管については、起こりうる劣化事象を検討した結果、長期保管による腐食減肉のないことを確認することで健全性を担保できることがわかった。しかし、既に据え付けられたSG伝熱管の全長の腐食減肉を直接測定する方法はないことから、3つの試験(ECT(Eddy Current Test),目視試験,漏洩試験)結果を総合的に判断し、伝熱管の健全性を確認した。3つの試験方法は、各々伝熱管の腐食減肉を直接測定はできないが、ECTにより、全長の局所減肉を、目視試験により、全面腐食とU字管の腐食を、漏洩試験によりピンポールの有無を確認することができる。これら3つの試験結果を総合評価し、伝熱管に有為な減肉と貫通欠陥がないことが確認できた。
鬼沢 卓広; 伊藤 健司; 尾崎 俊之
no journal, ,
もんじゅ2次系では、ナトリウム漏えい時、漏えいを早期に終息させ、ナトリウム燃焼等による設備への影響をより一層抑制するための改造工事を行った。これらの改造として、ドレン配管の増設,ドレン配管の大口径化,緊急ドレンの一括操作化等を行った。2次主冷却系ナトリウム漏えい対策確認試験では、これらの機能・性能等を確認した。
高橋 健司; 山口 智彦; 鬼沢 卓広; 黒澤 典史; 椎名 章; 田川 明広; 井場木 昭治
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高速増殖原型炉「もんじゅ」の運転再開に際し蒸発器,過熱器,全3ループ分の伝熱管の健全性を確認するために、渦流探傷試験,目視試験,漏えい試験を実施した。蒸気発生器伝熱管は有害な腐食減肉,貫通孔がなく、良好な状態であることを確認した。
椎名 章; 山口 智彦; 鬼沢 卓広; 黒澤 典史; 高橋 健司; 井場木 昭治
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高速増殖原型炉「もんじゅ」は運転再開に向け、改造工事及び工事後の確認試験を終了し、プラント確認試験中である(2008/6/20現在)。その後、炉心確認試験を計画している。プラント確認試験期間に蒸気発生器伝熱管の健全性確認試験(目視試験,渦流探傷試験,漏えい試験)を行い、各試験結果を総合的に評価し、伝熱管が健全であることを確認した。
奥田 貴大; 山下 勇人; 豊田 晃大; 下村 健太; 鬼澤 高志; 加藤 章一
no journal, ,
本研究は、次世代高速炉プラントのシビアアクシデント(SA)時に対応した超高温における316FR鋼の材料特性式の設定について述べる。次世代高速炉プラントにおける炉容器等の構造材料として316FR鋼の採用が予定されている。福島第一原子力発電所における事故以来、高速炉プラントにおいてもSA時の構造健全性評価が重要視されており、次世代高速炉プラントの開発には、SA時の構造健全性評価に適用可能な316FR鋼の超高温材料特性が要求されている。しかしながら316FR鋼の材料特性は取得されていなかった。したがって、316FR鋼を対象に、700Cを超える試験温度で引張試験とクリープ試験を実施した。この試験で得られた結果を基に、316FR鋼の超高温材料特性を良好に評価できる弾塑性応力-ひずみ関係式、クリープ破断関係式及びクリープひずみ式を設定した。