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Jiang, J.*; Saksl, K.*; Rasmussen, H.*; 綿貫 徹; 石松 直樹; 下村 理
Applied Physics Letters, 79(8), p.1112 - 1114, 2001/08
被引用回数:15 パーセンタイル:55.06(Physics, Applied)メタリックガラス物質であるZrAlNiCuAgの過冷却領域で形成される準結晶Zr-Al-Ni-Cu-Ag合金正二十面体相の高圧下における構造安定性を調べるために、放射光を用いた角度分散型高圧下粉末X線回折実験を行った。その結果、正二十面体型の構造は最高圧力(28GPa)に至るまで保たれ、また、脱圧後も元の状態に戻ることが明らかとなった。常圧における体積弾性率及びその微分係数はそれぞれ99.101.26GPa及び4.250.16であることが明らかとなった。異なる反射面の圧縮の様子が互いに一致すること及びそれらの反射ピークの半値幅の圧力依存性が見られなかったことから、この準結晶物質は高圧をかけることによって非等法的化あるいは欠陥の増大が引き起こされないことが明らかとなった。