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安江 勝夫*; 曽根 好徳*; 三輪 敦志*
JNC TJ7420 2005-101, 117 Pages, 1999/03
本調査は、将来の断層の活動性およびその活動範囲を把握するために、鮮新世以降における日本列島のテクトニクスの変遷と断層活動を整理し、主な断層活動履歴を復元し、断層の活動域の分布を地質年代ごとに取りまとめることを目的として実施した。
曽根 好徳*; 細田 宏*; 三輪 敦志*; 下山 昌宏*
JNC TJ7420 2005-011, 104 Pages, 1999/03
地質環境の安定性を推定する上で、将来の断層の発生や活動の開始および活動の休止等、断層活動の変化の確率を把握することは重要である。本調査は、テクトニックインバージョン、断層発生確率および活断層分布と震源分布の対比について既存情報を収集・整理し、解析・とりまとめを行った。テクトニックインバージョンの地域性:東北日本は主に正逆断層系(正逆断層型応力状態)のテクトニックインバージョンが多発し、西南日本は主に横ずれ断層系(横ずれ断層型応力状態)のテクトニックインバージョンが多発する傾向が認められた。断層発生確率:2Ma以前から20.5Maに時代が変遷すると断層数に増加傾向が認められた。20.5Maから0.5Ma現在に時代が変遷すると断層数に減少傾向が認められた。この結果は現在の応力状況と相反するものであった。基本資料等の検討・考察を行い断層発生確率を検討する必要がある。活断層分布と震源分布の関係:M5以上の地震のうち活断層領域から外れるものがある理由として、震源に伴う活断層が地表に現れないため、震源が海域のためそれに伴う活断層がわからないため、原因不明なため等が考えられた。
安江 勝夫*; 曽根 好徳*; 三輪 敦志*; 吉崎 正*
JNC TJ7420 2005-069, 91 Pages, 1998/03
本調査では、日本列島の新第三紀鮮新世第四紀の地殻変動の地域性を把握するため、空中写真判読および文献等のデータ収集によって、日本列島のテクトニクスの変遷に関して従来の知見のとりまとめを行った。空中写真判読は、中国地方を中心として活断層の判読を行った。データ収集については、活断層の活動性に関する文献を収集し、活断層の活動性一覧表を作成するとともに、海域地質構造による地域区分図を作成する目的で、基図となる海底地質図等を収集した。