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論文

Phase transition of Bi$$_2$$WO$$_6$$ below 300 K

米田 安宏; 武田 博明*; 鶴見 敬章*

JPS Conference Proceedings (Internet), 1, p.012103_1 - 012103_4, 2014/03

層状ビスマス化合物であるビスマスタングステート(Bi$$_2$$WO$$_6$$)は、Bi$$_2$$O$$_2$$にWO$$_6$$が一枚挟まった構造を有するAurivillius化合物である。強誘電性のみならず、光触媒などの特性に優れ、多くの研究が行われてきた。高温相である常誘電体相からの構造相転移に関しては、これまで詳しく調べられてきたが、低温側の相転移に関しては詳細な報告はなかった。これは、Bi$$_2$$WO$$_6$$が層状化合物であるため、コヒーレント長の異なる2つの構造がユニットセル内に存在するため、平均構造による相転移の議論が困難であったからである。今回、われわれはX線回折パターンを詳細に調べることによって低温側に新しい相転移を発見し、2体相関分布関数を使った局所構造解析を併用し、この相転移の存在を証明した。

論文

High-resolution Compton cameras based on Si/CdTe double-sided strip detectors

小高 裕和*; 一戸 悠人*; 武田 伸一郎*; 福山 太郎*; 萩野 浩一*; 齋藤 新也*; 佐藤 有*; 佐藤 悟朗*; 渡辺 伸*; 国分 紀秀*; et al.

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 695, p.179 - 183, 2012/12

 被引用回数:23 パーセンタイル:83.88(Instruments & Instrumentation)

Si/CdTe半導体両面ストリップ検出器(DSD)を用いた新しいコンプトンカメラの開発を行った。このカメラは、各面において電極が128ストリップ(250$$mu$$mピッチ)で分割されている、厚さ500$$mu$$mのSi-DSDと4層の厚さ750$$mu$$mのCdTe-DSDから成り、ファインピッチのDSDを4mm間隔で積層配置することで、高角度分解能(356keVで4.5度、662keVで3.5度)を有しかつ小型な装置を実現している。許容できる検出効率を保ちつつこのような高解像度を得るために、コンプトン散乱連続スペクトルを用いたエネルギー較正法と、CdTe-DSD内の深度計測を用いたデータ処理法を新たに試みた。さらに、同時マルチエネルギーイメージングの結果を用いて、カメラの撮像能力について詳細な検討を行った。

論文

Applications and imaging techniques of a Si/CdTe Compton $$gamma$$-ray camera

武田 伸一郎*; 一戸 悠人*; 萩野 浩一*; 小高 裕和*; 湯浅 孝行*; 石川 真之介*; 福山 太郎*; 齋藤 新也*; 佐藤 有*; 佐藤 悟朗*; et al.

Physics Procedia, 37, p.859 - 866, 2012/10

 被引用回数:23 パーセンタイル:98.4(Physics, Applied)

ASTRO-Hミッションのために開発されたSi/CdTe半導体両面ストリップ検出器(DSD)を利用したコンプトンカメラを用い、放射線ホットスポットのモニタリングの実行可能性チェックを目的とした複数放射線源の画像化実験を行った。本装置は半導体検出器によって与えられた良好なエネルギー分解能により、既に商業的な画像処理システムが提供するホットスポットの画像可能力に加え、複数の放射性同位元素を同定する能力を有する。今回の実験では、$$^{133}$$Ba(356keV), $$^{22}$$Na(511keV)及び$$^{137}$$Cs(662keV)の三放射性同位元素を同時に測定し、これらの画像化に成功した。5つの検出器モジュール(有効面積: 1.7$$times$$10$$^{-3}$$cm$$^2$$)を積み重ねることによって、662keVの$$gamma$$線に対し、検出効率1.68$$times$$10$$^{-4}$$、及び、3.8度の角度分解能を確認した。本装置は、より多くの検出器モジュールをスタックすることにより、さらに大きな検出効率を達成することが可能である。

論文

Local structure analysis of Bi$$_2$$WO$$_6$$

米田 安宏; 小原 真司*; 武田 博明*; 鶴見 敬章*

Japanese Journal of Applied Physics, 51(9), p.09LE06_1 - 09LE06_6, 2012/09

 被引用回数:15 パーセンタイル:51.2(Physics, Applied)

高エネルギーX線回折で得られた2体相関分布関数を用いて層状化合物であるBi$$_2$$WO$$_6$$の局所構造解析を行った。Bi$$_2$$WO$$_6$$は660$$^circ$$Cで相転移を起こすが、この時の平均構造の変化が非常に小さいために相転移機構がよくわかっていない。高エネルギーX線回折を用いて得られた平均構造は室温では$$Pca2_1$$構造で660$$^circ$$C以上では$$Aba2$$構造であった。しかし、両者の原子位置は非常によく似ており、Bragg反射の分裂や消滅は観測することができなかった。局所構造解析を行ったところ、平均構造の$$Pca2_1$$でも$$Aba2$$でも実験的に得られた2体相関分布関数を再現することはできなかった。そこで、層方向にBiを平均構造からシフトさせたところ、実験データと非常に良い一致を得ることができた。また、このBiの平均構造からのシフトは660$$^circ$$C以上で消失しており、相転移とかかわりがあることは明らかである。Bi$$_2$$WO$$_6$$は層状化合物であるため、Bi$$_2$$O$$_2$$ layerとWO$$_6$$ layerとで異なったコヒーレント長を持っている。このコヒーレント長の変化を2体相関分布関数によって可視化することに成功した。

口頭

チョッパー分光器「四季」の現状

梶本 亮一; 横尾 哲也*; 中村 充孝; 中島 健次; 稲村 泰弘; 高橋 伸明; 丸山 龍治; 曽山 和彦; 水野 文夫; 柴田 薫; et al.

no journal, , 

「四季」はJ-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)に設置されるチョッパー型非弾性散乱装置の一つであり、数100meV以下のエネルギー領域で中分解能ながら従来の装置に比して飛躍的な測定効率の向上を目指した装置である。今年度後半からの供用開始に向けて現在建設が急ピッチで進められ、9月には一部の機器が未整備ながらも中性子ビームを使用した試験調整運転を開始した。本発表では「四季」の建設状況を9月のビーム実験の結果も交えながら報告する。

口頭

チョッパー型中性子非弾性散乱装置「四季」

梶本 亮一; 横尾 哲也*; 中村 充孝; 中島 健次; 稲村 泰弘; 高橋 伸明; 丸山 龍治; 曽山 和彦; 水野 文夫; 柴田 薫; et al.

no journal, , 

「四季」は大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)に設置されるチョッパー型非弾性散乱装置の一つであり、数100meV以下のエネルギー領域で中分解能ながら従来の装置に比して飛躍的な測定効率の向上を目指した装置である。その性能達成のために、本装置は楕円集光型中性子導管や、長尺(2.5m)位置敏感型検出器等の高性能機器を備え、さらに新型フェルミチョッパーによる複数エネルギー同時測定や$$^3$$Heスピンフィルターによるスピン偏極解析といったオプションも予定している。今年度からの供用装置の一つとして現在建設及び試験調整が急ピッチで進められ、昨年9月から一部の機器が未整備ながらも中性子ビームを使用した試験調整運転を開始した。本発表では「四季」の建設状況をビーム実験の結果も交えながら報告する。

口頭

ビスマス層状化合物Bi$$_2$$WO$$_6$$の高温X線回折

米田 安宏; 小原 真司*; Han, J. S.*; 武田 博明*; 鶴見 敬章*

no journal, , 

ビスマス層状化合物のBi$$_2$$WO$$_6$$は非鉛系強誘電体として期待されている。キュリー点が約1000$$^circ$$Cにあり、非常に高温である。したがって、フラックス法による結晶育成やPLD法による薄膜作製においてはキュリー点以下で合成することが可能となり、容易にシングルドメインのサンプルが得られると考えられていた。しかし、実際に作製されたBi$$_2$$WO$$_6$$結晶はシングルドメインとは考えられない観測結果が多く見いだされた。そこで、Bi$$_2$$WO$$_6$$の高温X線回折実験を行い、相転移系列を再検証することが本実験の目的である。実験の結果、キュリー点以下でも明瞭な構造相転移が存在することがわかった。たとえ高温でのキュリー点以下で結晶を育成しても、その後の冷却過程で生じる別の相転移の存在によってドメインコンフィグレーションが変化すると考えられる。

口頭

人形峠鉱山におけるMn酸化菌によるMn酸化物生成機構の解明

岳田 彩花*; 中野 友里子*; 落合 朝須美*; 横尾 浩輝*; 小原 義之; 福山 賢仁; 長安 孝明; 大貫 敏彦*; 宇都宮 聡*

no journal, , 

本研究では、人形峠鉱山のMn酸化菌を用いた実験を行い、菌や菌由来のMn酸化菌の測定を行った。その結果、Mn酸化菌が溶液中のMnを取り込み、針状のMn酸化物として排出し、それが凝集すると1.5$$mu$$m程の球状となるということが分かった。

口頭

地下深部の地質環境の可視化に関する研究

尾上 博則; 松岡 稔幸; 丹羽 正和; 武田 隆顕*

no journal, , 

高レベル放射性廃棄物の地層処分事業を円滑に進めていくためには、地層処分の技術的信頼性を向上するとともに、社会の理解と信頼の醸成が重要となる。社会の理解醸成、科学技術情報のアウトリーチの観点からは、特に地下という一般には見ることができない空間や、超長期の時間スケールで変化する現象を効果的に可視化するための表現手法や技術を整備し、それらを技術的ノウハウとして蓄積することが必要となる。そこで、本研究では地層処分に関するシミュレーション結果等の効率的な解釈や技術開発成果の理解促進を図るうえで効果的な可視化技術や技術的知見について検討を行った。本稿では、数値モデルや数値シミュレーション結果を用いた地質環境や地表環境の長期的な変化の可視化に関する検討結果や、主に専門家以外の一般層を対象とした研究成果の紹介として個別の検討成果を組み合わせて制作した映像コンテンツについて紹介する。

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