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中山 雅; 真田 祐幸; 山口 雄大*; 杉田 裕
JAEA-Review 2010-044, 39 Pages, 2010/11
本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」,「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」,「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしており、平成20年度は第2段階の4年目にあたる。
山崎 雅直; 舟木 泰智; 山口 雄大*; 新沼 寛明; 藤川 大輔; 真田 祐幸; 平賀 正人; 津坂 仁和
JAEA-Data/Code 2008-023, 136 Pages, 2008/11
本データ集は、(1)幌延深地層研究計画における地下施設建設時に取得した調査・計測データの共有化並びに逸散防止を図ること,(2)当該切羽や後続施工箇所の設計・施工にフィードバックする情報化施工プログラムを実施していくための基礎データとすることを目的として、2007年度(平成19年度)に実施した地下施設建設時の調査結果を取りまとめたものである。
松井 裕哉; 中山 雅; 真田 祐幸; 山口 雄大
JAEA-Research 2008-070, 38 Pages, 2008/09
本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」,「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」,「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしており、平成19年度は第2段階の3年目にあたる。平成19年度は、地層科学研究として、地質環境調査技術開発,地質環境モニタリング技術開発,深地層における工学的技術の基礎の開発及び地質環境の長期安定性に関する研究を、地層処分研究開発として、処分技術の信頼性向上及び安全評価手法の高度化についての調査研究を継続する。また、地下施設の建設については、換気立坑と東立坑の掘削を継続するとともに、先行ボーリング調査を実施する。地上施設については、平成18年度に引き続き、PR施設の建設工事及び展示物の製作を行い、平成19年5月末に竣工、夏頃に開館する予定である。また、国際交流施設については、実施設計を行う。
山崎 雅直; 山口 雄大; 舟木 泰智; 藤川 大輔; 津坂 仁和
JAEA-Research 2008-068, 45 Pages, 2008/09
本報告書は、現在運用中の「幌延深地層研究計画における立坑掘削時の計測計画及び情報化施工プログラム」に引き続き、水平坑道の本格的な建設に先立ち、事前設計に基づく水平坑道掘削時の計測計画及び計測データを当該切羽や後続施工箇所の設計・施工にフィードバックするための情報化施工プログラムについて取りまとめたものである。併せて、地下施設建設時の工事請負会社に対する設計・施工監理計画、並びに坑道の設計・施工技術の高度化に向けた研究開発計画についても記述した。
中山 雅; 真田 祐幸; 山口 雄大; 杉田 裕
JAEA-Research 2008-063, 37 Pages, 2008/09
本計画は、独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)が堆積岩を対象に北海道幌延町で実施しているものである。原子力機構の中期目標では、深地層の研究計画について、中間的な深度までの坑道掘削時の調査研究を進めるとともに、工学技術や安全評価に関する研究開発を他の研究開発機関と連携して実施し、これらの成果を地層処分の安全性にかかわる一連の論拠を支える知識ベースとして体系化することとされており、これに基づき、原子力機構では幌延深地層研究計画を着実に推進することとしている。本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」,「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」,「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしており、平成20年度は第2段階の4年目にあたる。平成20年度は、地層科学研究として、地質環境調査技術開発,地質環境モニタリング技術開発,深地層における工学的技術の基礎の開発及び地質環境の長期安定性に関する研究を、地層処分研究開発として、処分技術の信頼性向上及び安全評価手法の高度化についての調査研究を継続する。また、地下施設の建設については、換気立坑と東立坑の掘削及び、先行ボーリング調査を継続する。地上施設については、国際交流施設(仮称)の建設に着手する。
森岡 宏之*; 山崎 雅直; 松井 裕哉; 尾留川 剛*; 山口 雄大
JAEA-Research 2008-009, 263 Pages, 2008/07
本報告書は、幌延深地層研究計画における地下施設の建設に先立って、平成16年度に実施した最終の支保設計(実施設計)の内容について、「幌延深地層研究計画 地下施設実施設計」のうち、地下施設空洞安定性の検討及び耐震性能照査の結果に関する部分を要約し取りまとめたものである。
熊谷 恭人; 舟木 泰智; 山崎 雅直; 山口 雄大; 尾留川 剛*; 真田 祐幸; 阿部 寛信
JAEA-Data/Code 2007-025, 106 Pages, 2008/07
幌延深地層研究計画は、原子力政策大綱に示された深地層の研究施設計画の一つであり、堆積岩を対象として、日本原子力研究開発機構が北海道幌延町で進めているプロジェクトである。この計画では、「深地層の科学的研究」と「地層処分研究開発」を、第1段階「地上からの調査研究段階」,第2段階「坑道掘削時の調査研究段階」,第3段階「地下施設での調査研究段階」の3段階で20年程度をかけて進める。第2段階調査が始まるにあたり、第1段階の調査結果に基づき、(1)安全かつ合理的な坑道建設のための計測,(2)坑道の設計・施工技術の高度化に向けた研究開発のための計測、及び(3)掘削前に予測した深部地質環境を検証するための計測を取りまとめ、「幌延深地層研究計画における立坑掘削時の計測計画及び情報化施工プログラム」を策定した。本データ集は、この計測計画に基づき平成18年度に実施した換気立坑深度約50m,東立坑深度約40mまでの調査結果を取りまとめたものである。
松井 裕哉; 中山 雅; 真田 祐幸; 山口 雄大
JAEA-Research 2007-048, 36 Pages, 2007/07
本計画は、独立行政法人日本原子力研究開発機構が堆積岩を対象に北海道幌延町で実施しているものである。本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」,「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」,「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしており、平成19年度は第2段階の3年目にあたる。平成19年度は、地層科学研究として、地質環境調査技術開発,地質環境モニタリング技術開発,深地層における工学的技術の基礎の開発及び地質環境の長期安定性に関する研究を、地層処分研究開発として、処分技術の信頼性向上及び安全評価手法の高度化についての調査研究を継続する。また、地下施設の建設については、換気立坑と東立坑の掘削を継続するとともに、先行ボーリング調査を実施する。地上施設については、平成18年度に引き続き、PR施設の建設工事及び展示物の製作を行い、平成19年5月末に竣工、夏頃に開館する予定である。また、国際交流施設については、実施設計を行う。
森岡 宏之; 山口 雄大; 舟木 泰智; 尾留川 剛
JAEA-Research 2007-050, 60 Pages, 2007/06
本報告書は、幌延深地層研究計画における地下施設(立坑)の本格的な建設に先立ち、事前設計に基づく立坑掘削時の計測計画及び計測データを当該切羽や後続施工箇所の設計・施工にフィードバックするための情報化施工プログラムについて取りまとめたものである。ここで示す計測計画は、安全かつ合理的な坑道建設のための計測,坑道の設計・施工技術の高度化に向けた研究開発のための計測及び地層科学研究の一環として地質環境モデルの検証のために坑道内で実施する計測を対象とした。このうち、工学技術の基礎の開発の一環として実施する坑道の設計・施工技術の高度化に向けた研究開発のための計測については、現状の研究計画のアウトラインについても記述し、研究上の計測の位置づけを明確に示した。併せて、地下施設建設時の工事請負会社に対する設計・施工監理計画についても記述した。
太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 國丸 貴紀; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; 濱 克宏; 松井 裕哉; et al.
JAEA-Research 2007-044, 434 Pages, 2007/03
幌延深地層研究計画は、北海道幌延町で進めている堆積岩を対象とした深地層の研究施設であり、第1段階「地上からの調査研究段階」,第2段階「坑道掘削時の調査研究段階」,第3段階「地下施設での調査研究段階」の3段階で20年程度かけて進めているプロジェクトである。本計画では、「深地層の科学的研究」と「地層処分研究開発」の二つの分野の研究開発を進めている。本報告書は、深地層の科学的研究について、第1段階における調査研究の成果を取りまとめたものである。本報告書では、「研究所設置場所の選定プロセス」,「研究所設置地区及びその周辺における調査研究」,「深地層における工学技術の基礎の開発」、及び「地下施設建設に伴う周辺環境への影響調査」に関する具体的な調査内容と結果を示し、第1段階における調査研究の目標に対する達成度を評価するとともに、今後の課題を明らかにした。また、本報告書でまとめた成果は、地層処分技術の知識基盤として整備されるばかりでなく、処分事業と安全規制の両面を支える技術基盤の強化を図っていくうえで、有効に活用されるものである。
松井 裕哉; 新里 忠史; 山口 雄大
JAEA-Research 2007-041, 40 Pages, 2007/02
本計画は、独立行政法人日本原子力研究開発機構が堆積岩を対象に北海道幌延町で実施しているものである。本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」,「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」,「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしており、平成18年度はその第2段階の2年目に当たる。平成18年度は、おもに北進地区にある研究所設置地区(主たる調査研究の展開場所、23km四方程度)とその周辺地域において調査研究を継続する。また、地下施設の建設を継続するとともに、第2段階の調査研究を継続する。また、第1段階の研究成果の取りまとめを行い、報告書として公開する。地上施設については、平成17年度に引き続き研究管理棟及び試験棟(コア倉庫・ワークショップ棟を試験棟に名称変更)の建設工事を行い、平成18年5月に竣工予定である。また、PR施設の建設工事を行うとともに展示物の製作を開始し、国際交流施設の基本設計を行う。
松井 裕哉; 新里 忠史; 山口 雄大
JAEA-Research 2006-074, 36 Pages, 2006/11
本計画は、独立行政法人日本原子力研究開発機構が堆積岩を対象に北海道幌延町で実施しているものである。本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、3つの段階に分けて実施することとしており、平成18年度は第2段階の2年目にあたる。平成18年度は、おもに北進地区にある研究所設置地区(主たる調査研究の展開場所、23km四方程度)とその周辺地域において調査研究を継続する。また、地下施設の建設を継続するとともに、第2段階の調査研究を継続する。また、第1段階の研究成果の取りまとめを行い、報告書として公開する。地上施設については、平成17年度に引き続き研究管理棟及び試験棟(コア倉庫・ワークショップ棟を試験棟に名称変更)の建設工事を行い、平成18年5月の竣工予定である。また、PR施設の建設工事を行うとともに展示物の製作を開始し、国際交流施設の基本設計を行う。
松井 裕哉; 新里 忠史; 山口 雄大
JAEA-Research 2006-073, 72 Pages, 2006/11
地質環境データ取得のため、地表物理探査等を実施し、試錐調査を終了した。取得データに基づき、地質構造等の各分野においてモデルを更新し、地下施設建設に伴う周辺地質環境への影響予測を実施した。試錐孔を用いた調査技術やコントロール掘削技術の適用性を確認した。地質環境モニタリング技術の開発では、長期モニタリング機器による観測を継続し、遠隔監視システムの設置及び試験観測を行った。地質環境の長期安定性に関する研究では、幌延地域の地質の調査や地中レーダ探査,地震計等による観測を行った。地層処分技術の信頼性向上では、低アルカリ性コンクリート材料を用いた実規模模擬トンネルでの吹付け試験を実施した。第1段階で取得した地質環境データを用いて既存の設計手法の適用性を確認した。安全評価手法の高度化では、コアを用い物質の収着試験と物質移動に関する解析を試行した。施設建設では、造成工事完了後、研究管理棟及び試験棟の建設を行った。PR施設の建設工事に着手した。ズリ仮置場を整備し、ズリ置場と排水管路の設計を行い、換気立坑を掘削した。環境調査では、環境モニタリング調査を継続した。国内外の研究機関との研究協力を進めた。
濱 克宏; 瀬谷 正巳; 山口 雄大
JNC TN5400 2005-007, 93 Pages, 2005/07
サイクル機構では高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発として,平成13年3月から北海道の幌延町で幌延深地層研究計画を進めてきている。平成17年度は,幌延深地層研究計画の第1段階「地上からの調査研究段階」の最終年度であり,また,第2段階「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階」の初年度に当たる。幌延深地層研究センターでは,地下施設の建設を伴う調査研究段階の計画について,地域の皆様をはじめとした多くの皆様に広くご理解を賜り,また,国内外の専門家の方々よりご意見を頂き,今後の調査研究に反映することなどを目的として,幌延深地層研究計画報告会を2日間の日程で開催することとした。本報告は,幌延深地層研究計画報告会の開催記録として,講演当日のプレゼンテーション資料や,質疑応答を取りまとめたものである。
山口 雄大
JNC TN5400 2005-002, 18 Pages, 2005/06
「幌延町における深地層の研究に関する協定書」第8条に従い,幌延深地層研究計画(以下,「本計画」という)の坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究(第2段階)計画について報告致します。本計画は、調査研究の開始から調査研究の終了まで20年程度の計画とし、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施することとしております。本計画の第2段階の調査研究を進めるにあたり,地層科学研究としては,1)地質環境調査技術開発,2)地質環境モニタリング技術開発,3)深地層における工学的技術の基礎の開発,4)地質環境の長期安定性に関する研究という4つの研究課題を,地層処分研究開発としては,1)処分技術の信頼性向上,2)安全評価手法の高度化という2つの研究課題を設定しています。
濱 克宏; 瀬谷 正巳; 山口 雄大
JNC TN5510 2005-002, 29 Pages, 2005/05
幌延深地層研究計画は、調査研究の開始から終了まで20年程度の研究であり、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施する。平成17年度は、地上からの調査研究段階(第1段階)の6年目(最終年度)であり、第2段階の1年目にあたる。地質環境調査技術の開発では、物理探査、地質調査、表層水理調査、試錐調査を実施し、地質環境モデルの構築・更新および解析を行う。地質環境モニタリング技術の開発では、既存の試錐孔における水圧観測を継続するとともに、試錐孔に長期モニタリング機器を設置し、水圧の観測を行う。また、遠隔監視システム(ACROSS)の設置および試験観測を実施する。地質環境の長期安定性に関する研究では、地震計、GPSおよび電磁探査機器による観測を実施する。深地層における工学的技術の基礎の開発では、地下施設の建設に着手する。地層処分研究開発では、第2段階以降の試験計画を具体化するために、覆工材料に関する室内試験を実施する。安全評価手法の高度化では、これまでの調査で取得したデータに基づき安全評価手法の適用性に関する検討を行う。地上部の施設建設に関しては、前年度に引き続き造成工事および建屋の建設工事を実施し,PR施設の建設に着手する。環境調査では、モニタリング調査を継続する。国内・海外の研究機関との連携も継続・発展させる。
濱 克宏; 雨宮 啓二; 山口 雄大
JNC TN5510 2005-001, 23 Pages, 2004/04
幌延深地層研究計画は、調査研究の開始から終了まで20年程度の研究であり、「地上からの調査研究段階(第1段階)」、「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)」、「地下施設での調査研究段階(第3段階)」の3つの段階に分けて実施する。平成16年度は、地上からの調査研究段階(第1段階)の5年目にあたる。地質環境調査技術の開発では、物理探査、地質調査、表層水理調査、試錐調査を実施し、地質環境モデルの構築・更新および解析を行う。地質環境モニタリング技術を開発では、既存の試錐孔における水圧観測を継続するとともに、試錐孔に長期モニタリング機器を設置し、水圧の観測を行う。また、遠隔監視システム(ACROSS)の開発を継続する。地質環境の長期安定性に関する研究では、地震計、GPSおよび電磁探査機器による観測を実施する。深地層における工学的技術の基礎を開発では、地下施設の基本設計を行う。地層処分研究開発では、第2段階以降の試験計画を具体化するために、搬送定置装置や覆工材料に関する室内試験、および人工バリアの試設計を実施する。安全評価手法の高度化では、これまでの調査で取得したデータに基づき安全評価手法の適用性に関する検討を行う。地上部の施設建設に関しては、地上施設の設計を行い、地下施設建設用地の造成を開始する。環境調査では、モニタリング調査を継続する。国内・海外の研究機関との連携も継続・発展させる。
瀬尾 昭治; 新里 忠史; 操上 広志; 安江 健一; 藪内 聡; 原 稔; 國丸 貴紀; 中山 雅; 舟木 泰智; 山口 雄大
no journal, ,
隆起・沈降や侵食による地形・地質構造の変化は、動水勾配や水理地質構造の変化を通じて、地下水流動特性や地下水水質に影響を及ぼすと考えられる。地層処分で必要となる万年オーダの時間スケールで地質環境を予測するためには、隆起,沈降並びに侵食の速度や量の予測を行う必要がある。その際には、過去から現在に至る変遷からその傾向を把握し、将来に外挿する方法が一般的である。本報告では、幌延町北進地区を事例とした浮流土砂流量の推定を行うとともに、浮流土砂流量に基づく侵食量の将来予測手法について検討したので、その結果を報告する。
國丸 貴紀; 太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; 濱 克宏; 松井 裕哉; et al.
no journal, ,
幌延深地層研究計画は、原子力政策大綱に示された深地層の研究施設計画の一つであり、堆積岩を対象として、独立行政法人日本原子力研究開発機構が北海道幌延町で進めているプロジェクトである。この計画では、「深地層の科学的研究」と「地層処分研究開発」を、第1段階「地上からの調査研究段階」,第2段階「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階」,第3段階「地下施設での調査研究段階」の3段階で20年程度をかけて進める。第1段階における調査研究は、2001年3月に開始し、2006年3月までの約5年間に渡って実施してきた。本報告書は、第1段階における調査研究によって得られた成果を網羅的に取りまとめたものである。この取りまとめは、第1段階目標に対して、その達成度を評価するとともに、今後の課題を明らかにし、第2段階以降における調査研究の方向性を具体化するうえで重要な意味を持っている。
真田 祐幸; 花川 敏幸; 太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 國丸 貴紀; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; et al.
no journal, ,
幌延深地層研究計画における地上からの調査研究段階(第1段階)における深地層の工学技術の基礎の開発では、地表からの調査により得られた地質環境情報,地下施設内で実施される調査試験計画,現状の施工技術を考慮して、坑道の仕様・レイアウトを検討し、地下施設の建設・供用時において地下深部で遭遇するさまざまな現象を考慮した坑道の安全確保,坑内環境の維持のために必要となる対策工,施工管理方法について検討し、地下施設の設計・施工計画を策定した。また、地下施設建設に伴う周辺地質環境への影響調査として、調査研究や研究所設置に伴う環境への影響を把握し、その影響を最小限にとどめることを目的として、研究所設置地区を対象とした造成工事着手前の環境調査を実施するとともに、地下施設の建設開始後の継続的なモニタリングを実施した。