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社本 真一; 平井 淳郎*; 山中 昭司*; 阿曽 尚文*; 梶谷 剛*
Journal of Neutron Research, 12(4), p.295 - 300, 2004/12
T=22Kのx=0.27と0.38のNaHfNCl超伝導体について、中性子粉末非弾性散乱実験を行った。その結果、例えば前者の試料では、E=15, 29, 76と81meVで、温度に依存したフォノン異常が見つかった。そのなかで、Q=6で、E=14.5meVのフォノン異常は両方の試料で再現され、Tよりもずっと高い40Kから、その異常が始まることを見つけた。 そのフォノンは、ab-面内のEモードであり、おもに塩素とハフニウム原子が振動している。この振動は、バンド構造を変調するものである。キャリアの不均一性の観点から、フォノン異常を議論した。