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三ツ井 誠一郎
no journal, ,
地層処分システムの安全評価におけるソースタームのうち、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)からのCs-135などの可溶性放射性核種の放出率は、ガラス固化体の長期溶解速度により制限されるため、現実的で信頼性の高いガラス固化体の溶解モデルの開発が必要である。本発表では、第2次取りまとめにおけるガラス固化体の溶解モデルを紹介するとともに、オーバーパックや緩衝材による影響などについて、国内外の研究機関等で進められている第2次取りまとめ以降の研究の概要を紹介する。
岡本 芳浩; 永井 崇之; 小林 秀和; 大山 孝一; 捧 賢一; 塩飽 秀啓; 猪瀬 毅彦*; 佐藤 誠一*
no journal, ,
リン添加ホウケイ酸ガラス及び鉄リン酸ガラスを利用して新規開発された模擬ガラス固化試料中のいくつかの元素周りの局所構造について、放射光XAFSによって調べた。リン添加によって、ホウケイ酸ガラスは還元された状態に変化し、廃棄物充填量増加による酸化を抑制するように働くことが分かった。鉄リン酸ガラス系では、30%FeO
-P
O
組成において、ルテニウムの溶解度が0.5から1.0%程度であることを示す結果が得られた。
永井 崇之; 小林 秀和; 捧 賢一; 大山 孝一; 佐藤 誠一*; 猪瀬 毅彦*; 畠山 清司*
no journal, ,
P添加ガラス原料に模擬廃液を混合溶融して模擬廃棄物ガラスを作製し、浸出試験による長期化学的安定性を評価した結果、Mo溶出を抑える効果があることを確認した。また、ガラス徐冷時の結晶化挙動等を評価した結果、P添加ガラスの結晶化挙動は現行ガラス組成と同等であることを確認した。
五十嵐 寛
no journal, ,
高レベル放射性廃棄物の地層処分の性能評価における核種放出率モデルのパラメータとしてのガラス固化体表面積の取り扱いの観点から、ガラス固化体製造時の冷却及び取り扱い時の衝撃に起因する割れによる表面積の増加について、文献調査を行った。調査では、表面積増加の評価のための実験結果及びそれらに基づく表面積増加比の設定根拠に主眼を置いた。調査により、国よって、表面積増加比及びその不確実性の取り扱いが異なるものの、日本から報告されたモデルで設定されている表面積増加比は、各国の設定値の範囲にあることが確認された。また、海外の割れによる表面積増加比の算出法を参考に日本からの報告値を評価した場合、海外の報告事例と同程度であることが確認された。