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岡 潔
no journal, ,
原子力機構では、溶接・切断加工の状況や加工前後の観察を行うことを目的に、1系統の光ファイバとレンズ光学系で溶接・切断・観察作業を可能とする複合型光ファイバシステムの開発を行った。開発した複合型光ファイバ単体では、2kWのNd:YAGレーザー光を伝送可能であり、さらに、複合型光ファイバの先端部に小型のレンズ光学系を装着して100Wのレーザー光を伝送可能であることを確認している。本報告では、これまでに開発した機器の概要と性能を述べるとともに、現在、核融合炉保守用機器の要素機器として開発した複合型光ファイバシステムの技術をもとに、医療分野への技術応用に着目し、体内でのレーザー治療と観察を1つの機器で実現することが可能な新しい内視鏡機器として利用されることを目指して、産学官で連携して開発研究を進めている小腸内視鏡及び胎児胎内外科治療器の概要と現状等について報告する。