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Debski, W.; 安藤 雅孝
Acta Geophysica Polonica, 52(1), p.1 - 14, 2004/00
高解像度の弾性波トモグラフィーの近年の発達や、高精度の震源位置決定の必要性の高まりに伴い、弾性波伝播時間や伝播経路(レイパス)を推定するための安定で高精度の数値予測手法が求められている。本論文では、一連のチェビシェフ多項式によるレイパスの媒介変数化に基づくアルゴリズムを示す。精密Gauss-Lobbato積分を結合した、この擬似スペクトル法は、伝播時間を相対誤差10-7オーダーと言う高精度で計算することができる。求められたレイパスの擬似スペクトル表現は、レイトレーシング問題を、必要に応じて適切に選択した最適化プログラムにより解くことが可能な、数値最適化に帰着させる。
Martin, A. J.; Takahashi, M.*; 梅田 浩司; 湯佐 泰久
Acta Geophysica Polonica, 51(3), p.271 - 289, 2003/00
我が国における火山活動の予測に関する研究は、主に防災対策の観点から、既存の活火山において想定される噴火様式や被害の程度等の評価を中心に進められてきたが、新たな火山の発生の可能性等といった数万年オーダを対象とした予測に関する研究はほとんど行われていない。本論分では、最近の確率モデルをレビューし、空間統計学に基づく確率モデル(1:空間モデル、2:時空間モデル)を用いて東伊豆単成火山群、山陰地方東部の神鍋・扇ノ山単成火山群を例として長期的な火山活動の予測を試みた。各モデルの信頼性も検証した。