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論文

A Novel protein that recognizes DNA strand break

鳴海 一成; 佐藤 勝也; 菊地 正博

JAERI-Conf 2002-005, p.158 - 171, 2002/03

放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスの放射線感受性変異株を解析し、放射線耐性に重要な新規タンパク質(PprA)を発見した。PprAはDNA鎖切断を認識して結合し、ヌクレオチド分解酵素からDNA切断末端を保護し、効率的な修復をもたらす。またPprAは、DNAリガーゼによるDNA 鎖結合反応とRecAタンパク質を介するDNA組み換え修復反応を促進する活性を有する。このような性質により、PprAの広範囲での応用が期待される。

論文

Recognition of DNA damage and induction of repair proteins in ${it Deinococcus radiodurans}$

佐藤 勝也; 菊地 正博; 鳴海 一成

JAERI-Conf 2002-005, p.172 - 184, 2002/03

放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスは、DNA損傷応答機構を有しているが、その分子機構についてはほとんどわかっていなかった。デイノコッカス・ラジオデュランスのタンパク質の機能解析を通じて、我々は、デイノコッカス・ラジオデュランスでは、大腸菌とは異なり、SOS修復応答制御タンパク質LexAが組換え修復酵素RecAの発現誘導制御に関与していないことを明らかにし、さらに、${it recA}$遺伝子の発現を制御する新規制御因子PprIを発見した。PprIは、新規修復促進タンパク質PprAの放射線照射による誘導にも関与していた。このように、デイノコッカス・ラジオデュランスはDNA損傷認識と修復遺伝子誘導について独特のメカニズムを持っていることがわかった。

論文

Visualization of DNA damage and its repair process in ${it Deinococcus radiodurans}$ by pulsed-field gel electrophoresis

菊地 正博; 鳴海 一成; 小林 泰彦

JAERI-Conf 2002-005, P. 185, 2002/03

放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスの最大の特徴は、放射線照射によって生じた100箇所を越えるDNA2本鎖切断を完全に修復できることであるが、パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)を用いることによって、この修復過程を可視化して捉えることができる。デイノコッカス・ラジオデュランスでは、放射線照射によって誘導されるタンパク質がDNA2本鎖切断修復に必須であることがわかっているが、PFGEによって、修復酵素の誘導に必要な時間とDNA修復の完了に必要な時間を区別して推定することが可能である。解析によって、修復完了時間のみならず、修復酵素誘導時間も、照射線量に依存していることが明らかになった。このように、PFGEはDNA損傷とその修復過程を解析するための強力なツールである。

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