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前川 藤夫; 大山 幸夫
KEK-Proceedings-95-1, 0, p.303 - 312, 1995/06
中性子の減速時間と平均エネルギーの間に1対1の関係があることを利用した減速時間法は、これまで鉛減速スペクトロメータ等に応用されてきた。この手法を媒質の原子番号が小さく応用が困難と思われる鉄、SUS316、水を含むSUS316からなる実験体系に適用し、eVエネルギー領域の中性子スペクトル測定を行った。
大山 幸夫; 中沢 哲也; 野田 健治; 前川 洋
KEK-Proceedings-95-1, 0, p.293 - 302, 1995/06
アルミナ等の絶縁体における照射誘起電気伝導の現象を加速器等で発生する強力な高エネルギー中性子に対する線量測定に応用することの可能性を検討した。高エネルギー中性子による吸収線量はKERMA係数に対応し、中性子反応で生ずるエネルギーと中性子のまま持ち出されるエネルギーの差で計算される。高エネルギーではほとんど電子励起として絶縁体の価電帯電子を伝導帯に励起する。これによって電気伝導度が変化し、照射線量と一定の関係を持つことから線量計への応用が考えられる。FNSで行った14MeV中性子に対するアルミナの照射誘起電気伝導実験の結果からその応用の可能性を検討した。
Verzilov, Y.*; 前川 藤夫; 大山 幸夫; 前川 洋
KEK-Proceedings-95-1, 0, p.274 - 283, 1995/00
低エネルギーと高エネルギーのベータ線放出性固体試料について各々液体シンチレーションとチェレンコフ発光を利用する方法について、その液体試料調整法について最適化を行った。低エネルギーベータ線放出性のトリチウム測定のためには、リチウム塩を弱酸と強酸の混合液で溶解することでクェンチを抑えながら溶解度を大きくすることができた。高エネルギーベータ放出核種については、同じ液体シンチレーション計測器を用いて、水溶液からのチェレンコフ発光を測定する方法について、波長変換剤を混ぜることで効率を最適化した。この両者の方法を、トリチウム生成断面積及びP生成断面積の測定に応用した。