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石井 徹哉; 水野 朋保
The 9th Int.Sympo.on Thermohydraulics of nuclear Materials(ICCT 96'), ,
FBR燃料では,高燃焼度になるとギャップ部にFP化合物の形成が認められる。このFP化合物は,ギャップコンダタンスに強く影響を及ぼすことから,伝導度を評価し,FP化合物を考慮した照射中燃料温度系評価を構築することが,照射中の燃料挙動を理解する上で必要である。そこで,ギュップ部に形成されるFP化合物の1つと考えられているが,未だ熱伝導圧が評価されていないCo2,MoO4の熱伝導実測評価をレーザーフラッシュ法を用いて行った。その結果,82,89,94%T.D.の3水準の密度を有する資料についての評価結果からは、熱伝導度の密度依存性は直線的なものであること。また、94%TDの密度を有する試料についての評価結果からは相転移点(845K)において熱伝導度に変化が生じ、相転移点より高温側では低温側よりも熱伝導度が良好となるとの考察を得た。尚、熱伝導度は室温から1073K,8294%TDの範囲で約0.3
0.6W/mkである。