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廣内 淳; 鯨岡 郁雄; 野口 芳宏*; 真辺 健太郎; 高原 省五
no journal, ,
日本では、放射線防護を目的としたがん罹患・死亡リスク評価コードが整備されておらず、原子力災害における対応の判断等に最新の科学的知見に基づいたリスク指標を活用することが困難である。そこで、放射線被ばくに伴うがん罹患・死亡リスク評価コードの開発が進められている。本コードの特徴の一つとして、汎用性を高めるために放射線防護以外の分野でも利用されている余命損失や障害調整生存年を出力する。本発表は、原子力規制庁令和6年度放射線対策委託費(放射線健康リスク評価コードの開発)事業の一環として実施している。
廣内 淳; 高原 省五; 鯨岡 郁雄; 野口 芳宏*; 真辺 健太郎; 高久 侑己*; 荻野 晴之*
no journal, ,
開発を進めている放射線健康リスク評価コードは、汎用性を高めるために以下の特徴を持ち、発表ではこれらについて紹介する。(1)臓器吸収線量以外にも観測値(周辺線量当量率や個人線量当量)からもがんリスクを算出することが可能である。(2)生涯寄与リスク以外にも公衆衛生などの他の分野で利用されているリスク指標(余命損失や障害調整生存年)を出力することが可能である。(3)一部のがんに対して、喫煙習慣を考慮したがんリスクの計算が可能である。本発表は、原子力規制庁令和6年度放射線対策委託費(放射線健康リスク評価コードの開発)事業の一環として実施している。
高久 侑己*; 荻野 晴之*; 廣内 淳; 高原 省五; 鯨岡 郁雄; 野口 芳宏*; 真辺 健太郎
no journal, ,
原子力規制庁では、最新の放射線がんリスクの知見に基づき、年齢・性別・健康状態等の様々な条件に対して放射線がんリスクを評価する手法として、令和4年度から放射線健康リスク評価コードの開発を進めている。本発表では、本事業の概要として、規制上の位置づけやコード開発の目的等について説明する。その上で、令和5年度までに実施した、国内外の既存のリスク評価コードの調査結果及び疫学研究の調査結果と、これらの調査結果を基に検討したコードの概念設計について紹介する。
廣内 淳; 鯨岡 郁雄; 野口 芳宏*; 真辺 健太郎; 高原 省五
no journal, ,
放射線被ばくに伴うがん罹患・死亡リスクの定量的な予測は、放射線安全や原子力災害における対応の判断等における主要な根拠の一つである。しかしながら、日本においては、放射線防護を目的としたがん罹患・死亡リスク評価コードが整備されておらず、判断等に最新の科学的な知見を効率的に反映させることが困難であった。そこで、原子力機構では放射線被ばくに伴うがん罹患・死亡リスク評価コードの開発を進めている。本コードの機能として以下が挙げられる:(1)観測値(例えば個人線量当量や周辺線量当量率)から各臓器の吸収線量を計算する機能、(2)各臓器の吸収線量からがんリスク(生涯寄与リスク)を計算する機能、(3)出力値として生涯寄与リスク以外に他のリスク指標(例えば余命損失やDALY)を計算する機能。