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宮 直之
JAERI-M 93-216, 70 Pages, 1993/11
大型トカマク装置JT-60Uにおける装置の核種分析とその近傍における線量当量評価を1次元円環モデルを用いて行った。計算には中性子、線輸送計算コードANISN及び誘導放射能計算コードCINACを使用した。真空容器周辺構造物において線量当量に寄与する主力線源核種は高マンガン鋼製のトロイダル磁場コイルケース中のMn、インコネル625製真空容器中のCo、ステンレス(SS-316)製第一壁合座中のCoである。定期点検期間に対応する実験停止後3日~3カ月においては、Co、Coなどの長半減期核種が残留放射線の蓄積をもたらしている。重水素実験開始後2年間の放射化についての計算評価は実測とよく一致した。1次元モデルの適応性を検討し、トロイダル磁場コイル構造のモデル化に伴う誤差30%以内での線量当量評価が可能であることを示した。