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論文

${it p}$-chlorophenoxyisobutyric acid impairs auxin response in arabidopsis root

大野 豊; 大浦 千春*; Rahman, A.; Aspuria, E. T.; 林 謙一郎*; 田中 淳; 内宮 博文*

Plant Physiology, 133(3), p.1135 - 1147, 2003/11

 被引用回数:142 パーセンタイル:93.00(Plant Sciences)

PCIB (パラクロロイソ酪酸)はアンチオーキシンとして知られ、オーキシンの作用を阻害する目的で広く使われている。しかし、その阻害作用の分子メカニズムは十分に明らかにされていない。本研究ではPCIBがIAA, 2,4-D及びNAAによるBA-GUS遺伝子の発現誘導を阻害されることを示した。さらにRNAハイブリダイゼーションやRT-PCRの結果からPCIB はオーキシンによる${it Aux/IAA}$遺伝子の発現も抑制することが示された。また、HS::AXR3-GUS形質転換体おけるGUS活性はオーキシンによるAXR3-GUS融合タンパク質の分解促進のためオーキシン添加で阻害されるが、PCIBはオーキシンとは逆にGUS活性を増強させることが明らかとなった。一方、シロイヌナズナ根におけるPCIBの生理的影響を調べたところ、PCIBはIAAによる側根誘導を阻害し、主根の生長や重力に対する反応も阻害することが明らかとなった。以上の結果から、PCIBは、Aux/IAAの安定性によって制御されているオーキシン情報伝達系を阻害し、オーキシンによる植物の生長制御に影響を及ぼすことが示唆された。

論文

電子ビームを利用したごみ燃焼排煙中のダイオキシン分解・無害化技術の開発

小嶋 拓治

放射線と産業, (95), p.64 - 68, 2002/09

原研では、平成12年11月から平成14年2月まで、高崎市ほか4町村衛生施設組合の高浜クリーンセンターにおいて、200$$^{circ}C$$の実排煙を対象に、電子ビームによる排煙中ダイオキシンの分解技術の開発を行った。この結果、以下が得られた。(1)ダイオキシンの分解率(照射前に対する照射後のダイオキシン濃度の比)として、線量3kGyで約50%,10kGyで約80%、及び14kGy以上では所期の目標である90%上が得られた。(2)今回の試験規模を約6倍することにより4,000m$$^{3}$$/hの実規模へのスケールアップが可能とみなされ、実用化に向けた有意な基礎データが得られた。(3)電子ビーム照射前後における排煙について、環境ホルモン様の毒性をELISA法により調べた結果、毒性を50%以上低減できた。(4)ジフェニルエーテル(DPE)や塩化DPEなど、ベンゼン環やエーテル結合を持つ模擬有機物質を用いた、200$$^{circ}C$$における反応生成物の解析により、反応機構として、ダイオキシンの分解初期では、構造を維持したままの塩素の解離よりもエーテル結合の切断やベンゼン環の開環が主として起こっていることが推定された。

論文

Expression pattern of Aux/IAA genes in the iaa3/shy2-1D mutant of arabidopsis thaliana (L.)

大野 豊; 大浦 千春*; 内宮 博文

Annals of Botany, 89(1), p.77 - 82, 2002/01

 被引用回数:10 パーセンタイル:23.89(Plant Sciences)

シロイヌナズナの半優性変異である${it shy2-1D}$は、元来光形態形成変異として分離されたものであるが、オーキシンに対する反応にも異常が見られる。最近研究により${it SHY2}$遺伝子はオーキシン初期誘導遺伝子群(${it Aux/IAA}$)の一つである${it IAA3}$遺伝子と同一であることが明らかにされた。AUX/IAAタンパク質はARFと結合することが知られているので、iaa3/shy2-1D変異体におけるオーキシン初期誘導遺伝子の発現を調べてみた。RNAハイブリダイゼーションの結果、${it iaa3/shy2-1D}$変異体において、オーキシン初期誘導遺伝子の発現はオーキシンによって増加はするものの、その量は野生型に比べ非常に減少していることが明らかとなった。${it AuxRD-}$GUSを用いた組織化学的解析では、${it iaa/shy2-1D}$変異体では、根端におけるオーキシンによるGUSの誘導は観られなかった。一方、GUSの異所的発現が胚軸や子葉柄,根の維管束組織において、オーキシンを与えない状態で観察された。これらの結果から${it IAA3/SHY2}$はオーキシン初期応答遺伝子の発現に関して、正負の両方の方向に機能することが推定された。

論文

電子ビームガス処理技術

橋本 昭司; 新井 英彦

電気学会技術報告, (810), p.46 - 50, 2000/10

本報告書は、電子ビーム照射による(1)燃焼排煙中のSO$$_{x}$$及びNO$$_{x}$$除去、(2)都市ごみ燃焼排煙の処理及び(3)揮発性有機物を含む排ガス処理技術の研究開発の現状及び今後の展望についてまとめた。即ち、(1)に関しては、現在中国で実用試験が進められており、また中部電力において本技術を採用したプラントが建設中である。(2)に関しては、松戸市焼却施設で実用試験が実施された。(3)に関しては、トリクロロエチレンなどを除去する研究が原研及び世界各地で進められている。今後、本技術はダイオキシンをはじめとする環境ホルモンの分解処理への発展が期待される。

論文

上水・排水処理

新井 英彦

放射線利用における最近の進歩, p.183 - 192, 2000/06

近年、各種の有害物質や環境ホルモンによる上水・排水の汚染が世界的に大きな問題となっている。これらの物質による汚染濃度はppt~ppbレベルのものもあり、従来の水処理技術だけでは十分な対応が困難となっている。放射線照射による上水・排水処理技術は、これらの問題を解決する一つの方法と考えられ、世界の各地で研究が進められている。原研においても、これまで染色排水、汚泥脱離液の処理や下水放流水の殺菌処理技術の開発を進めてきた。本報告は、これらの状況を踏まえ、放射線照射による上水・排水処理技術について、その原理と特長について述べるとともに、各処理技術の概要についてまとめたものである。

論文

新たな期待高まる放射線による水処理技術

新井 英彦

放射線と産業, (82), p.22 - 25, 1999/06

近年、有害物質や環境ホルモンによる水環境汚染が大きな問題となっている。これらの物質の汚染濃度はppbレベルのものもあり、従来の水処理技術では十分な対応が困難となっている。放射線による水処理技術は、この問題を解決する一つの方法と考えられ、最近、上水原水の浄化、重金属の除去、環境ホルモンの除去などについて、世界の各地で精力的な研究が進められている。本報告は、これらの研究の概要をまとめたものである。

論文

Fundamental studies of a LH-RH agonist and several slow release materials

吉田 勝; 浅野 雅春; 福崎 裕延*; 嘉悦 勲*; 真下 透*; 湯浅 久子*; 今井 強一*; 山中 英寿*

Prostate Cancer; Second Tokyo Symp., p.288 - 292, 1989/00

技術情報部登録No.B-7706で承認されている学会発表内容(昭和62年12月12日、東京で発表)が「Second Tokyo Symposium on Rrostate Cancer」のタイトルをもつ図書として出版される。

論文

高分子担持医薬

嘉悦 勲

有機合成化学協会誌, 42(11), p.1020 - 1025, 1984/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Chemistry, Organic)

高分子-医薬複合体の研究開発は、近年とみに盛んになっている。高分子医薬が分子設計に今後かなりの時間を要すると考えられるのに対して、高分子-医薬複合体は制癌剤・ホルモンなどの局所徐放やターゲッティング(ドラッグデリバリシステム)の目的のために現在でも医学的実用性が高いと考えられる。放射線重合法は複合体の製造のため種々の利点を有する。高分子としてはビニル系担体のほかに最近では生体内消化性ポリマーが種々合成されており、発展が期待される。ターゲッティングのためのマイクロスフィア・マイクロカプセル・リポゾームなどの研究開発も試みられている。こうした研究開発の現状を展望し、今後の可能性を考察する。

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