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川橋 正昭*; 細井 健司*; 文沢 元雄
可視化情報学会誌, 12(SUPPL.1), p.135 - 138, 1992/07
外気と密度の異なる気体で満たされた容器に、開口部が生じると、内部の気体と外気との間で置換流が生じる。この置換流の流動状態は、開口部形状およびその傾きによって変化する。容器内気体の密度が外気に比べて小さい場合には、開口部傾斜角により置換流量が最大となることがある。本研究ではシングルビームスィープ照明を用いたレーザライトシート法による粒子像の光処理を行った流速計測法を適用し、ヘリウム-空気置換流についての流動特性を調べた。その結果、置換流は短い周期で揺らぐ非定常流となること、及び置換流量は開口部、形状比(長さと直径の比)が0.5の場合が最も多く、形状比が大きくなると置換流量が減少することが分かった。
川橋 正昭*; 文沢 元雄
Flow Visualization VI, p.885 - 889, 1992/00
本研究では2次元の速度場を求めるために、レーザライトシート法による2重露光粒子像を光処理したPIV(粒子像モードでの流束測定手法)を開発した。この手法と液晶板、位置検出装置及びデュアルビームスイープ装置と組み合わせることで、実時間に高精度で自動的に広範囲の流速を求めることができる。この手法を、高温ガス炉スタンドパイプ破断時に生じる密度差置換流に適用した。その結果得られた流速ベクトル図より、開口部形状比(長さと直径の比)が10の場合、上昇流の流速は傾斜角が30°で最大となることが分かった。