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Gao Ming Quing*
PNC TN9410 97-016, 42 Pages, 1997/02
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居田 克巳*; 三浦 幸俊; 伊藤 公孝; 伊藤 早苗*; 福山 淳*; JFT-2Mグループ
Plasma Physics and Controlled Fusion, 36(7A), p.A279 - A284, 1994/07
被引用回数:15 パーセンタイル:49.76(Physics, Fluids & Plasmas)Hモード時にプラズマ周辺部で形成される径方向電場の幅について議論している。イオンの軌道損失に基づくHモード理論では、この径方向電場の幅がポロイダルラーマー半径に比例するとされている。しかし実験ではその大きさはポロイダルラーマー半径によらずほぼ一定である。この実験と理論の不一致の原因を明らかにする為に、JFT-2Mの実験データーを使って、ポロイダル方向の運動量の輸送解析を行った。その結果、径方向電場の幅はプラズマ中の垂直方向の粘性の為にポロイダルラーマー半径により大きくなることがわかった。又径方向電場の幅のポロイダルラーマー半径依存性がなくなってしまうこともこの垂直方向の粘性で説明できることが明らかになった。
佐藤 泰生*; 佐田富 道雄*; 川原 顕麿呂*
PNC TJ9614 94-001, 59 Pages, 1994/03
垂直気液二相流系におけるサブチャンネル間のクロスフローは、乱流混合、ボイド・ドリフト、および差圧混合の三つの成分から成るといわれている。このうち、各サブチャンネルにおける両相の流量が管軸方向に変化しない平衡流では、乱流混合のみが生じる。これに対し、非平衡流では、一般的には、これら三成分が共存した状態となる。本研究では、このような非平衡流について、管軸方向への流れの再配分過程に及ぼすサブチャンネル間差圧の影響を実験的に調査している。実験には直径16mmの二つの同一サブチュンネルからなる流路を使用し、これら二つに空気と水を不均一に導入することによって、サブチャンネル間に差圧のある場合とない場合のいくつかの非平衡流を実現した。そして、各サブチャンネルにおける管軸方向の空気と水の流量分布、ボイド率分布、片方のサブチャンネルに両相のトレーサーを注入した時の濃度分布のデータを、サブチャンネル管差圧分布のデータと共に得た。さらに、これらのデータを分布して、上述の三成分に対応する空気と水の横方向速度を求め、それらの速度に及ぼすサブチャンネル間差圧の影響を調べた。
芦田 敬
PNC TN8600 92-007, 77 Pages, 1992/02
本報告書は、1991年3月から7月までの間、動燃事業団とベルギー・モル研究所との共同研究の一環としてベルギー・モル研究所において実施した核種移行試験の成果をまとめたものである。地下試験施設において1988年から継続しているトリチウム移行試験のサンプリング及び分析を実施し、計算コードを用いた解析結果との比較を行った。その結果、解析結果と実験値は良い一致を示していた。また、地上試験施設において、2種類の東濃鉱山の砂岩(垂直方向コアと水平方向コア)を用いて収着性核種(SUP134/Cs)の遅延係数測定試験を開始した。出張期間中は、遅延係数の取得までは至らず、トリチウムを用いた透水係数の測定で終了した。2種類の砂岩の透水係数を比較すると、水平方向コアのほうが垂直方向コアよりも約2倍大きな値であり、岩石の異方性が見られた。モル研究所は、トレーサとして放射性核種を使用できる地下試験設備を有しているので、今後とも共同研究を継続して貴重なデータを取得する必要があると考える。