検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

報告書

放射線グラフト重合による金属吸着性樹脂

中瀬 吉昭; 赤坂 信弘*

JAERI-M 82-059, 27 Pages, 1982/07

JAERI-M-82-059.pdf:0.85MB

塩化ビニール樹脂(PVC)及び塩化ビニリデン樹脂(PVD)に2-アクリルアミドー2メチルプロパンスルホン酸(AMPS)を、水/アセトン不均一系で放射線グラフト重合した。また得られたポリマーの金属イオン吸着性について研究した。PVCでは、アセトンの比率が多くなるはとグラフト率は大になるが,グラフトポリマーの金属イオン(主としてリチウム)の吸着速度は、水/アセトン比が2/3のとき最大となる。また、重合温度が35$$^{circ}$$C前後で、かつAMPS濃度が高いときに得られたポリマーの吸着速度は大きい。PVDについても、PVCとほぼ同様な結果が得られているが、重合温度の影響がグラフト率に現れないこと、膨潤剤を添加すると、金属イオンの吸着性の良いポリマーが得られることが異なる。グラフトポリマーのガラス転移点は幹ポリマーと同一で、AMPSのホモポリマーの分解温度(約180$$^{circ}$$C)になるまで安定である。

論文

ポリ塩化ビニリデン繊維へのアクリロニトリルの放射線グラフト重合

梶 加名子; 岡田 紀夫; 桜田 一郎*

繊維学会誌, 32(8), p.T340 - T346, 1976/08

ポリ塩化ビニリデン繊維へ、その難燃性を損なうことなく改質する目的で、放射線によるアクリロニトリルのグラフト重合を行った。 ジメチルホルムアミドなどの適当な溶剤を用い、浸漬法同時照射によりグラフト重合を円滑におこさせ、100%以上のグラフト率の繊維を容易に得ることができた。 グラフト繊維の性質を測定した。密度は原繊維の1.70から、グラフト率100%で1.40まで減少した。初期ヤング率はグラフト33%で原繊維の約2.5倍に増大した。熱収縮性はグラフト率の増大と共に減少し、グラフト率約100%の繊維では300$$^{circ}$$Cにおいても繊維状を保持した。 グラフト率74%以下(塩素含有率43%以上)のグラフト繊維は自己消火性であった。比較のためにアクソロニトリルをグラフトしたポリ塩化ビニル繊維の難燃性を調べた。いずれも、塩素含有率42~43%以上で難燃性が保持されていることが明らかとなった。

論文

エチレンと塩化ビニリデンの$$gamma$$綿共重合反応

三井 光; 常田 和義*; 鍵谷 勤*

工業化学, 74(9), p.1918 - 1920, 1971/00

エチレンと塩化ビニリデンの$$gamma$$線共重合反応を,圧力400kg/cm$$^2$$,温度30$$^{circ}C$$で行なった。仕込み単量体中の塩化ビニリデンの濃度が小さい場合の生成物は淡黄色で粘着性のグリース状であり,大きい場合には白色粉末状であった。共重合体中の塩化ピニリデンの含量が増加すると,有機溶剤に対する溶解性が低下し,溶融温度は上昇した。共重合体の赤外綿スペクトルには共重合体に特有な770cm$$^-$$$$^1$$付近の吸収が観測された。共重合組成曲線から求めた単量体反応性比はr$$_E$$(エチレン)=0.03,r$$_V$$(塩化ビニリデン)=15.2であった。これらの値は,鍵谷らの方法を用いて推算した生長反応の活性化エネルギーから算出した単量体反応性比とほぼ一致した。エチレンこ少量の塩化ビニリデンを添加すると共重合速度および重合度は著しく減少し,単量体中の塩化ピニリデンの含量が6mol%付近で最低値を示し,その後塩化ピニリデンの含量とともに増大した。

3 件中 1件目~3件目を表示
  • 1