Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
羽賀 勝洋; 須山 和昌*; 稲垣 嘉之; 林 光二; 小川 益郎
JAERI-Tech 99-062, 31 Pages, 1999/08
炉外技術開発試験装置のシステム動特性解析のために製作した熱物質収支解析コードを用いて、水蒸気改質器の性能解析を行い、原料ガス流量、温度、原料組成等をパラメータとした時の改質器の熱負荷特性を明らかにした。解析条件は、ヘリウム側の温度、圧力、流量等は一定とし、ヘリウムガスの入口及び出口エンタルピーの差、つまり水蒸気改質器のエンタルピー消費量を計算して、パラメータ変動に対する水蒸気改質器の熱消費量変化の応答特性を調べた。その結果、伝熱促進のためにフィンを外面に加工した触媒管では平滑な触媒管に比べて水素製造量が12.5%増加すること、熱消費量に最も影響を与えるのはプロセスガスの供給流量であることなどがわかった。これらの結果は炉外試験装置の運転計画作成のためのデータとなる。
日野 竜太郎; 鈴木 邦彦; 羽賀 勝洋; 根小屋 真一; 深谷 清; 清水 三郎; 小貫 薫; 高田 昌二; 茂木 春義; 数土 幸夫
JAERI-Review 95-016, 115 Pages, 1995/10
HTTRの目的の一つは高温核熱利用の有効性を実証することである。HTTRに熱利用系を接続するのに先立ち、熱利用系及び構成機器の性能、熱利用系と原子炉システムとの整合性、安全性能などを検証する必要がある。そこで、HENDELを用いた炉外実証試験を提案し、これまで熱利用系の候補として挙げられてきた水素/メタノール製造システム(水蒸気改質システム)、熱化学法及び高温水蒸気電解法による水素製造システム、ガスタービン発電等について、R&Dの現状、技術的問題点、システムの概要などについて検討を行った。本報告はその検討結果を示すものであり、水蒸気改質システムは他のシステムより容易に設計・製作が可能であるため、HENDELに早期に設置し、炉外実証試験を通して、システム特性の把握、運転制御法の確立等を行うとともに、将来の核熱利用系に対して汎用性のある高温隔離弁、受動的冷却型蒸気発生器などの各種安全機器・技術を検証・高度化することができることを示した。
秋野 詔夫; 椎名 保顕; 根小屋 真一; 滝塚 貴和; 江森 恒一; 佐野川 好母; 岡本 芳三
JAERI-M 9194, 59 Pages, 1980/11
大型ヘリウムガスループ(HTGL)を用いて、多目的高温ガス炉燃料棒の伝熱流動試験を炉心と同じ条件(1000C、40気圧)で実施した。本報告書は、試験に使用した高温燃料試験体の構造・成先・性能試験・成果の概要について記したものである。黒鉛を伝熱面とする模擬燃料棒(電気加熱体)を取り付けて試験を行い、伝熱特性を精度良く測定できることを実証した。その結果、乱流域・遷移域・層流域の境界のレイノルズ数が2600及び4800程度であることを明らかにした。